44話 無知 ページ5
俺は何やってんだ…
この世界に染まり過ぎだろ…個性とか、関係ないって言ってたじゃないか。
…情けねぇ…
「飯田くん…あのさ、学級委員長、君にやって欲しいんだ。皆も、飯田くんがなるの…賛成してくれますか。」
結局俺は飯田に学級委員長を譲った。
あの場で知られた飯田なら、これから先何かがあったとしても上手く場を回すことができると思うし、あのカッコ…おもしろかったし。
素早く行動に移せる人の方がいい筈だ。
そして、昼食時に殺気を感じたことは先生には言った方がいいのか？
だけど、先生たちも必ず味方とは限らない。
言わない方が良いのだろうか。
それに、何となく嫌な予感が走ったのは…
やはり、これから何かが起こるということなのか？
とにかく…用心するに越したことはない…か。
俺は、俺なりに、自分で何とかする。
自分の力で、何かあったら助けるんだ。
「次は…ヒーロー基礎学か…」
何か、あるかもしれない。
念の為、アイツを持ってくか…
死ぬのは、ゴメンだ。
来いよ、ヴィラン…！
俺が相手してやんよ…！
この時の俺は何も知らなかった。
ヒーロー基礎学のとき、どんなことが起こって、絶望するのかを。
知りたくない秘密を知ってしまうなんて。
何も分からず、能天気に考えていたんだ。
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ハムぴょん - ヤバイヤバイ！急展開！！続きがチョーーーー気になる！更新頑張ってください (2018年11月20日 20時) (
レス) id: e2495abf65 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぴょん - まだ見てます！最新楽しみにしてます！初めてこんないい作品に... (2018年11月18日 19時) (レス) id: e2495abf65 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 弟嫌い伏線からの戦闘…!!熱い展開になってきましたね！罠用の糸がどう活躍するのか楽しみです (2018年6月19日 16時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2018年3月24日 21時
