はいこんにちは、ドロボーです【ドロ刑 】

フラグは立てるもの ページ4

そんなことがあったのが昨日の事
もうほんとに死にものぐるいで逃げたよね

こっちは走ってんのにあのイケメンさん大人げなく車で追いかけて来たからね
肺敗れるかとおもったわ

車では絶対通れない細道に入り、適当な民家の影に隠れて何とかやり過ごした
でも、その後結構長い間あの車のエンジン音聞こえたから多分あっちも血眼で探してたんだろう









『ホンットに昨日は疲れた』

「ははっ！どーりでいつもに増して目が死んでると思ったよ」

時は変わり、今日。私はとあるバーで1人の男と飲んでいた
この人の名前は煙鴉。悪名名高い大泥棒だ
そして昨日の自分の出来事を聞いて笑い転げている

「お前本当に最高だよ笑笑このご時世女で警察官に回し蹴りしようとするやつがいたなんてな！」

『ちょっとケムさん本格的にウザイから黙って』

なんでちょっと涙目なんだよ笑いすぎだわぶん殴るよ



『てか、本当にあいつなんなの怖すぎるんだけどもう一生会いたくない』

ん？今私フラグ立てた？



「警察官なら斑目がしりあいなんじゃねぇか？？」

『あ、確かにそうだね聞いてみよーっと
というか今日まだ班目くん来てないね』

「あーそう言えば今日遅くなるって言ってたな」

『へーそーなんだ、早く来ないかな』






ガチャ
















お、噂をすればじゃん

『おー斑目くん遅かったじゃ…………』









嗚呼、今目に映っているできごと全て嘘だと言って欲しい


「あ！！お前昨日の！！！」









はい、無事にフラグ回収完了ですふざけんな

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