2：ルームシェア相手 ページ2
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あの後きっかりクリーニング代を渡し、私は小さく息を吐きながら帰路に着いた。
《あの…なぜ私はポチなのでしょう…。》
《ポチだから。》
《いや、そうじゃなくて。…私には名前が−》
《あァ？犬のようにアイス貪ってた奴が何言ってるんでィ。》
そう言いながら真っ黒い笑みを浮かべた沖田さん。
その上財布出した時なんて、一万円札をさらりと抜き取りやがった…。
「(…いや、確かに私が悪いよ？アイスふっかけちゃったし…。
でも、ポチ呼びはひどくない？)」
まぁ良いや。晋助にアイス奢ってもらおう。
「(…そういえば、晋助もZ組だったよね…？)」
*
「アイスくらい自分で買え。」
そう言いながら私にアイスを差し出す晋助。私はそれを受け取った。
「わーい！ありがとう、いただきます！」
半分以上食べられなかったバーゲンダッシュアイス。
口に運んだ瞬間、私は幸福感に包まれた。
晋助とは、ワケあってルームシェアしている。
「(…晋助は、どこぞの独眼竜戦国武将並みに強いから頼もしいし…
何より−)」
私はちらりと晋助の顔を盗み見る。
「何だ？」
…すごく、カッコイイ。
「晋助って、Z組だよね？どんなクラスなの？」
晋助はちょっと考える素振りを見せると、小さく息を吐いた。
「…うるせェクラス。」
「ふーん。」
沖田と…仲良いのかな…。
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クルルモンキー - クッ！敵わぬ！どうしても鼻血がッ！ (2018年7月24日 21時) (
レス) id: 5f81d4602a (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - narutokun0531さん» ありがとうございます！これからもっとドSっぷりを披露していきますね！ (2017年9月11日 1時) (レス) id: ceb1c5f540 (このIDを非表示/違反報告)
narutokun0531(プロフ) - すごく面白いです、総悟のドSっぷりがたまりませぬっっ！！ (2017年9月9日 0時) (レス) id: b0e0a6ed6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月 | 作者ホームページ：https://twitter.com/sakura_duki3
作成日時：2017年9月3日 20時
