76.カフェテラス ページ9
とある休日。快晴。
久しぶりに外へ出かけた。
街は少しずつクリスマスムードを匂わせていて、今年はどんなクリスマスになるんだろう…
と、考えた所で私の心はポキッと折れた。
一瞬でも大野さんと過ごすクリスマスを脳内に巡らせてしまった自分。
バカだなぁ。
会えるわけないじゃない。
だって、世間的に"クリスマス"というのは恋人だったり家族だったり、愛する者同士が共に過ごす日であって。
不倫関係の男女が共に過ごす日ではない。
…と、私は認識している。
まぁ、私の方にはもちろん愛はあるけど。
一方的な愛。
…あぁ、なんだか悲しくなってきた。
「あれ…？」
フラフラ歩いていると、見覚えのある男性。
(相葉さんだ…)
カフェのテラス席でコーヒーカップを手にするその姿は、声をかけるのも忘れるくらい素敵だった。
「…あ？Aちゃん？」
「あ、こんにちは…！すみません、あまりにもテラス席が似合ってたもので…」
席の方に近づくと、相葉さんは何も言わずに椅子を引いてくれた。
「お邪魔します…」
「今日休みだったんだ？」
「はい、久々にちょっと、ふらっとしようかなって」
「そっかそっか…あ、時間ある？よね？何か頼みなよ」
「あ、えっとじゃあ…コーヒーを」
「オッケー」
店員さんを呼んでオーダーする相葉さん。
その横顔をじっと見つめていると、彼の表情に違和感を覚えた。
別に親しいわけじゃないし、私はいつもの相葉さんを知らない。
だけど何というか…元気がないように見える。
「相葉さん…」
「ん？」
「何かあったんですか？」
「…」
相葉さんは眉を少し下げて、悲しそうに笑った。
「実はさ…… いや、やっぱり何でもない」
「えぇっ」
「あぁ…でもな………」
大きな失恋でもしたのか、テーブルに肘ついて頭を抱え始める相葉さん。
そんな仕草を見せられると増々気になってしまう。
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のね夢(む)(プロフ) - ともさん» とも様＊はじめまして☆大野さんとの幸せを願っていたのですね…智担なら当然だ（＞＜）でも二宮くんの気持ちも響いていただけたようで安心しましたっ。最後まで読んでくださりありがとうござます♪ (2017年7月18日 1時) (
レス) id: 0ea4b451c7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - のね夢さん、はじめまして。智担の私的には…大野さんと幸せになって欲しかった(>_<)二宮さんの一途な愛がスッゴク心に響きました( *´艸`) (2017年7月17日 16時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - のね夢しゃーん！ 私、たしか、さっき あっちで保健室で……落ち着いてたはずなのにっ……和くんっっっ！あまあまじゃないかぁぁぁ〜(*/∀＼*) ほろ酔い和くんは本音出て可愛いし嬉しいなぁ〜♪ (2017年4月27日 22時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
のね夢(プロフ) - 咲詩(さきうた)さん» 咲しゃまー！ふふふ…誘ってます、誘ってます（笑）服のまま一緒に入りたいよ〜いたしたいよ〜←こら。自信のない二宮くんが個人的に好きなのです。んふふ。ありがとう！ (2017年4月27日 10時) (レス) id: 0ea4b451c7 (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - のねしゃまー！ナニ、私を誘惑するの？←違……服のままバスタブINは二宮さんが似合うよねー(笑)ちょっと不安になりながら、でも愛してく……素敵！更新有り難う (2017年4月26日 21時) (レス) id: ba6a9accd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミト
| 作成日時：2016年12月9日 21時
