ひ た む き ガ ー ル 。((赤))

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昼休み 。









俺は 飯も食わんと 、

ずっと寝てた 。









もー 、なんも考えたないねん 。









そう思ってたのに 。









丸「しーぶやん 、」




安「しんどい ？ 大丈夫 ？」









丸とヤスが 俺の席を取り囲んで来た 。






ほんまに 心配してくれてる声 。









渋「… ごめん 、ありがとう 。

でも 一人でおらせて」









ワガママってわかってる 。


迷惑かけてるって分かってるけど …







なぜか 抑えられへん 。









あかんよな 、ほんま 。



こういうとこがあかんねん 。









丸「… うん 。

でも一つだけ 言わせて ？









… 渋やん 、もう そろそろ

自分の気持ちに気付いてるやろ ？」









渋「 … 」









優しい声で どぎついこと言うな 。









安「今の渋やん みてたら

俺らでもわかるぐらいやで ？



さすがに 自分の気持ちに素直になってみ 。



恥ずかしいことなんか 、

なに一つないんやからさ ？」









丸「ほら 。

前も言うたやん ？



… 自分からいかな 、なんも変わらんで 、

って ( ニコ 」









ふたりの声が じわっと 俺の中で

染み渡っていく 。









安「 … じゃ 、俺ら 購買 行ってくる 、」









ヤスと丸は それだけ言って 、

購買に 向かってった 。









… ええ友達 持ったな 、俺 。









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