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少し時間が経ってから村上くんとお店を出る。

さすがにあの3人はとっくの前に帰っていて、
代わりに冷たい風が私達を出迎えてくれた。


村「っお〜今日はえらい冷え込んどるな」

「寒いね…」

村「大丈夫か?マフラーいる?」

「っううん、大丈夫!」


テクテクと肩を並べて歩きながら、幸せを噛み締める。

好きな人と寒いねって言いながら歩くなんて、夢に見ていたことだった。

まさか現実になるなんて。



村「…でもほんまあれやな、あいつらめっちゃうるさいな、笑」

「本当にね…
村上くん来るまで私大変だったよ」

村「んなもん最初から誘ってくれたら行ったのに」

「…てっきり村上くん誘われてると思ってたから」

村「…横にお仕置きじゃ」

「っあはは、笑」



遠慮なく、気兼ねなく話せるのにこんなに楽しいなんて、ずるい。


村上くんが放つ陽気な空気はとても居心地が良くて、
改めて本当にこの人が好きだと実感する。



____ プルルル プルルル




そんな幸せな空間に割り込んできた、私の携帯の着信音。

電話なんて珍しい。


「?
ちょっとごめんね」

村「おう、ええよええよ〜」


不思議に思いながら携帯の画面を見る。



"裕樹"




同窓会の時にLINEを交換した、3年の時のクラスメイトだ。

あの日やたら裕樹君に気に入られてLINEを交換した。


学生時代は大して仲良くもなかったし、むしろ私の体型をいじってきてたうちの一人だったのに。

みっちゃんやよーこ…村上くんが言う"態度を変えた奴"の一人だ。

そんな人からの電話。
しかも電話なんて初めて。

LINEではしつこく食事の誘いをされていたけれど、かわしていた。




ずっと手の中で響く着信音。

こんなの…出れないよ。



村「…出えへんの?」

村上くんも不思議に思ったのか私に一歩近づいて聞く。

と、同時に村上くんの視線が私の手元の方を向いた。



「えっと…」

慌てて携帯をポケットにしまおうとする


けれど、それは村上くんの手によって制された。





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樹凛(プロフ) - やんさん» コメントありがとうございます。本当にモチベーションに繋がるので感謝しかないです(;;)村上さん話また描く予定ですのでこれからもよろしくお願いします! (1月9日 2時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 今回もすごくキュンキュンしました!また村上くんのお話お願いします!いつも楽しみにしています!よろしくお願いします! (1月8日 22時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)
樹凛(プロフ) - やんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!応援よろしくお願いします^^ (11月9日 11時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 前回の作品、おもしろかったです!今回も楽しみにしています! (11月8日 18時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:樹凛 | 作成日時:2020年11月8日 13時

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