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5人の間に沈黙の空気が流れる。

静かな空気が漂う中、私の思考は追いついていなかった。



綺麗?

…昔から可愛いと思ってた?



…なにそれ。


つぶらな瞳で私を見つめる村上くんの頬は心なしか赤く染まっていた。



横「おま・・・っ、えらい積極的やなぁ」

丸「なんか俺まで照れてもうたわぁ、笑」

村「っいや、だってさ・・・
アイツらAちゃんが痩せた瞬間態度変わるやん。

あれめっちゃ腹立たん?」



村上くんの言う"アイツら"は、同級生のことだ。


み「村上、さすがだわ」

村「やろぉ?あれはマジであかんわ」

横「カッコええヤツかよ、お前」



そんなこと、思ってくれてたんだ。


目に涙が溜まってくるのを自覚する。




みっちゃんやよーこは親友であって、
私のためを思ってそういう類いのことは言ってくれていたけれど、


村上くんはただ久しぶりに会う同級生。



なのにここまで深く読み取ってくれている。



・・・本当に心の底から優しい人で、あったかい人だと思った。

横山くんの言うとおり、"カッコええヤツ"だ。


じわじわと心の奥底からあったまってくる。






「…あり、がとう…」


かろうじて絞り出した声は目の前の村上くんに聞こえるか否か。


だけど村上くんは私を見て優しく笑う。



村「…礼言うことちゃうよ」





みっちゃんたち3人は村上くんを話題に盛り上がっていて、この会話、この空間は村上くんと二人だけだった。



村「…あんま泣きなや。みっちゃんが心配すんで」

「…泣いてない」

村「っふは、なんちゅう嘘や」

「…泣くほど感謝してるの」

村「はいはい、
わぁーったから、笑
…ただ思てたこと言うただけなんやけどなぁ」




「…すき」



衝動的に出た言葉は絶対に聞こえないぐらいの小さな声だった。


目の前でケラケラ笑う村上くんがひどく愛おしい。






ちゃんと勇気が出たら

その時はしっかり伝えるから。




今はどうか存分に、自由に、想わせて。





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樹凛(プロフ) - やんさん» コメントありがとうございます。本当にモチベーションに繋がるので感謝しかないです(;;)村上さん話また描く予定ですのでこれからもよろしくお願いします! (1月9日 2時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 今回もすごくキュンキュンしました!また村上くんのお話お願いします!いつも楽しみにしています!よろしくお願いします! (1月8日 22時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)
樹凛(プロフ) - やんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!応援よろしくお願いします^^ (11月9日 11時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 前回の作品、おもしろかったです!今回も楽しみにしています! (11月8日 18時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:樹凛 | 作成日時:2020年11月8日 13時

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