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村上くんに初めて助けられたのは、中学1年生の秋。



私はいつも通り、チョコやらグミやらをこっそり持ち込んで授業の合間に食べていた。



その時、すぐそばにいた男子にからかわれた。




『ぽちゃ子まーた食ってる』


『悪い??』


『お前彼氏欲しい〜とか思わないの?』


『…どうして?』


『そんな太ってたら彼氏できないから。
彼氏作る気ないのかなーって』




多分男子も何気なく言った一言なんだと思う。


私もこういったことを言われるのは慣れていて、
大して気にもかけなかった。




…だけど。

 



村『えらいひどいこと言うなぁ』




たまたま私たちの会話を聞いていた村上くんが食いついてきた。


コテコテの関西弁を使うのが特徴的なクラスメイトだった。




『…え?』


村『そんなん女の子に言うことか?』


『女の子って…ぽちゃ子だぞ?』


村『うわそういうのないわー』


『なんだよ』


村『俺はいっぱい食べる子好きやし、かわええ思うけどなぁ』


『んじゃぽちゃ子と付き合えば?
いい感じなんじゃね?』


村『ふはっ、それは内海が嫌やんなぁ?』





村上くんとはあまり話したことがなかった。


同じクラスなだけで特に接点も無かったし。


なのに私のことを庇ってくれた。




しかも、"かわええ"なんて。



『えっと…』


村『はは、内海困っとるわ!笑
すまんすまん』




村上くんだけだった。

私のことをぽちゃ子と呼ばず、名前でちゃんと呼んでくれた人は。




村上くんとしっかり話したのはたったそれだけだったけど、この時どれだけ嬉しかったか。









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樹凛(プロフ) - やんさん» コメントありがとうございます。本当にモチベーションに繋がるので感謝しかないです(;;)村上さん話また描く予定ですのでこれからもよろしくお願いします! (1月9日 2時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 今回もすごくキュンキュンしました!また村上くんのお話お願いします!いつも楽しみにしています!よろしくお願いします! (1月8日 22時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)
樹凛(プロフ) - やんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!応援よろしくお願いします^^ (11月9日 11時) (レス) id: 1075a57e8f (このIDを非表示/違反報告)
やん(プロフ) - 前回の作品、おもしろかったです!今回も楽しみにしています! (11月8日 18時) (レス) id: 251f0f2ecb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:樹凛 | 作成日時:2020年11月8日 13時

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