この最低で素晴らしい世界は誰の為の？ (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:817 hit

三話目ページ4

氷海Side

あぁ、また皆で笑い合いたかったな………
また、主様と一緒に笑いたかったな…………
あれもこれも全部僕が無力なのが原因だ
なら最後くらいは誰かに大切にされて死にたかったな………

氷海「あぁ主様………すみません帰れませんでした……あぁあの時に戻りたいな」
頬に生暖かい物が通った

「なんだよ、この惨状は」
その言葉を聞いて僕は目を閉じた

ツキ「！氷海！お前はまだあっちに居ろ！」
なんでそんな事を言うんですか？

僕、頑張りましたよにゃは……は

もう目は覚めないそう思っていたのに

「お〜い氷海！お前!」
清光？

氷海「清光か？お前らだけはと送ったのに」

氷海「ごめんな、僕は底ら辺の歴史修正主義でも倒して死ぬから、来てもらったのにごめんな」

僕は臆病だ、また、人間に触れるのを恐れて
助けてくれた清光達と離れないと行けない

でもねあの、清光は僕の知ってる清光ではないから

だって、あの本丸での、追い出しの日の前日に清光と安定は折られたから

僕が夜伽を断ったせいだ
僕の性で安定達を折られたから
僕が折ったも同然だ

「清光ー！新しい刀剣はどの様子だ？」
清光「主ー！氷海が死ぬなんて言ってるの！」

悲しいーと付け加えて清光はそう言った
ごめんな、ごめんな

主「氷海って言うのか！カッコいいな！」
氷海「嫌だ、」

主「どうしたんだ？」
主がピタッと手をくっつけると
氷海がビクッてする

氷海「嫌だ、夜伽を断らないから……皆を折らないで………僕を折ってもいいから」

僕が清光の主を見てると清光の主は俺が刀剣を折る！？無理無理って言っていた

その光景にクスッと笑ってしまった

主「あっ！笑った！お前は笑ったほうが綺麗だな!」

氷海所の安定「氷海！お前は笑顔の方がいいよ！」

氷海「安定!何時でも笑っとこうぜ！」

あぁ、あんな事さえ無ければこんな事も何時までも話せていたのかな？

安定………清光………蛍丸……五虎
皆にまた会いたいな………
主「清光………安定って今出陣中だよな」

____________________________
フロフロフローズンヨーグルトデース