2. ページ2
・
「 … あ 、」
陽「 ん ？ 」
「 おーじさま 」
陽「 本当だっ 」
教室の窓から視線だけを下ろして
目の前にいた友達 、よーこ(陽子)に呟くと
よーこは 窓から身を乗り出した 。
「 キラッキラだぁ 」
陽「 本当それ 。すごいな 〜
なんかパウダーでも振りまきながら歩いてんのかね 」
「 っあはははは ！ 笑 」
よーこの一言に思わず吹き出してしまう 。
その時 下にいた王子様があたしたちの方を見上げてきた気がして 慌てて 窓を閉めた 。
「 やばい 、うるさいって思われたかも 。
よーこが変なこと言うから ！ 」
陽「 大丈夫だって、王子と関わる機会なんかないんだから 、笑 」
「 … まぁ 、それもそうだね 、笑 」
あたしたちの学年に
学校の王子様が存在する 。
大倉忠義 、って言って
あたしたち 平凡人からすれば
雲の上の人 。
ただ 、
窓の外だったり 廊下だったり
見かけたら 視線を送る 。
あたしたちからしたら それぐらいの存在 。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 682人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Dslove(プロフ) - 自分の事になると腹が立つくらい鈍くなるﾋﾛｲﾝっていますよね。 (2019年4月1日 16時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
樹凛(プロフ) - 凜歌。さん» ありがとうございます〜(^^) 推薦もまさかでびっくりでした、ありがとうございます。これかも応援よろしくお願い致します！ (2016年9月5日 17時) (レス) id: b08ceaa24a (このIDを非表示/違反報告)
凜歌。(プロフ) - きゅんきゅんしました！！！ハッピーエンドでよかったです（；＿；）そして、推薦おめでとうございます！！！ (2016年9月5日 1時) (レス) id: e79be3e2c1 (このIDを非表示/違反報告)
樹凛(プロフ) - まなえさん» 感想ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いいたします(^^) (2016年9月4日 20時) (レス) id: b08ceaa24a (このIDを非表示/違反報告)
まなえ(プロフ) - ものすごく素敵なお話でした！！次回も期待しております。素敵なお話をありがとうございました。 (2016年9月4日 15時) (レス) id: 33584840b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：樹凛
| 作成日時：2016年8月15日 21時
