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真宙「どーなの?最近」
「んー…。そこそこだね〜」
真宙「そか。あ、そういえば聞いたよ。
音楽祭の時の アレ 」
アレ。というのは。
きっと音楽祭の時のことだろう。
真宙くんは別の仕事で来れなかったって言っていたから、他の人から聞いたんだろう。
阿須加声大きんだよな〜…笑
真宙「まさか、阿須加さんとは知らなかったよ」
「あはは…、その頃は若気の至りというか。
告白されちゃった。まあいいか。っていうノリから始まってるからね〜」
真宙「まあ、それでも羨ましいよね。俺らからしたら」
「多分、今告白されたら、言っちゃうかもな…。」
真宙「好きだよ」
「いや、冗談じゃなくて」
真宙「冗談じゃないよ。本当。
俺が幸せにしたいと思ってるよ?」
「………え。本気?」
真宙「だから、本気だって」
全面、木の板で覆われている。
この個室の部屋。
まさに密室の部屋。
机の下に潜り込んでいた足。
それとそれがコツンとぶつかり合い、
相手のそれに巻き込まれてしまった。
足が絡み合い、
目線は話せないくらい真剣な目付きをしている顔。神様は意地悪だ。
今まで、いい人。なんて思っていたのに。
期待させる言葉を告げて、
やっぱりごめんなさいなんて虫が良すぎる。
そんなの分かってる。
真宙「なんてね。びっくりした?」
「……え?」
真宙「まあ、好きなのは本当だけど。
弱い時期じゃなくて、正々堂々真っ向勝負かけていくから」
「…うん。ありがとう。真宙くん」
私の気持ちをくみ取ったのか定かじゃないけど。わかんないけど。
「やさし。」
。
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Yui(プロフ) - AAAとの絡み最高です!! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 7c69be82b3 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - アリスさん» はい!笑ありがとうございます! (2020年2月4日 19時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - そうですね!これからもっと頑張ります!wwwるるさんも更新頑張ってください! (2020年2月4日 14時) (レス) id: 8951c78561 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - アリスさん» それは妄想が足りませんね!笑 (2020年2月4日 1時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - きちでーすさん» ほんとですね!更新しますね!! (2020年2月4日 1時) (レス) id: c0203efea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2019年12月26日 21時