私 は お 前 ら の オ ン ナ じ ゃ な い ！

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廉「Aさん。
俺これとこれどっちがいいと思います？」



と、黒のTシャツと赤のTシャツを出てきた。

あ、これ…。
私が前に雑誌で着て買い取ったやつだ。


可愛すぎてつい..ね？笑




「私は赤の方がパッとして顔周りも明るく見えると思うな〜。」

廉「じゃあ。赤にしよ〜」

「でも、黒だったら私とお揃いだよ」

廉「どっちも買ってきます」

「ふふ。かーわい」



小さくスキップをしながら会計に向かう廉くん。

足細いなぁ…。
スタイル良すぎない？




廉「買ってきました！
行きましょAさん！」

「うん笑」




テンションの高さと言い、
単純さといい。ほんとに可愛いなぁ。



「はい」っと出された手に、
私は戸惑いながらも手を預けた。

焼けた肌が少し赤みがかったような気がして、
また「かわいーな」と口に出してしまった。





廉「可愛いじゃなくてかっこいいがいいです。」

「んー、それは彼氏にならないと言えないなぁ笑」

廉「じゃあ、僕が男らしくなったら迎えに行きます」

「うん。まってる。
その前に私も相手見つけてるかもだけど」

廉「やめてくださいよおー！！」





ごめん。
やっぱり廉くん可愛すぎ。






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