私 は お 前 ら の オ ン ナ じ ゃ な い ！

タマタマ ページ32

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服着た。
ズボン履いた。
帽子した。
靴履いた。

カバン持った。




よし、出よう。
ガチャっとドアを開け、駅まで歩く。






「なぜお前がいる」

勇斗「運命じゃね？」

真宙「さだめですね」

「あー、
運命って書いてさだめって読むやつ真宙か。」

真宙「ノリですけどね」

勇斗「てかどこ行くの？」

「原宿」

真宙「え！俺らもそこ行く予定だった！」

「いや思いっきり浅草の店の紙持ってんじゃねーか」

勇斗「そこで貰った」

真宙「うんうん」

「で、着いてくんなよ？」

勇斗「むり」

真宙「むり」





同時に言わなくてもいいじゃん…。
てかなんで私なの？

浅草行ってきなよ！！！！！





ICOCAを当ててそのまま。
入ろうとしたら…




勇斗「え！電子マネーかよ！！ 」

真宙「俺ら切符なんだけど！！」




いやいや。知らねーわ。
つかどーでもいいわ




今がチャンスだと思って電車に乗る。
まあ、どうせバレるだろうけど
悪あがき？笑







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