第45話 ミイラマン ページ46
マンションに到着し、エレベーターに乗り込む
相澤の横顔を見てボーッとしていると相澤もAの方を向いた為目が合った
Aは見ていた事を誤魔化そうと口を開いた
『あ…マイク先生は大丈夫でしょうか？』
相澤「あいつなら慣れてるだろうから心配する必要はない…すぐに帰って来るでしょう」
『そうですか…』
エレベーターの扉が開き、部屋へと向かう
相澤「ところで…爆豪と何かあったんですか？」
『え！？…何でですか？』
相澤「顔に書いてある」
『嘘ッ…！？』
相澤「何があった？」
『壁ドン…されました』
相澤「壁…ドン？」
『相澤先生、ここに立ってこっち向いてください』
Aは相澤を自分の部屋の扉の前に立たせて爆豪にされた壁ドンを再現してみせた
『こうされました…』
相澤「なるほど…こうか？」
相澤はAと立場を逆転させ、自分が壁ドンしてみせた
ただ包帯を巻いている為手の平ではなく片肘をついた状態で、爆豪の時よりもかなり距離が近い
顔を少し上げたらすぐそこには相澤の顔がある
Aは心臓の鼓動が速まり、顔がみるみる紅潮して行くのがわかった
『相澤先生…顔が近くて恥ずかしいです…』
相澤「…」
『あの…』
マイク「お前らこんなとこで何してんの？」
いつの間にかプレゼント・マイクが帰って来ていた
相澤はゆっくりとAから離れた
『マ、マイク先生！いつからそこに…？』
マイク「たった今だ！」
相澤「早かったな」
マイク「マスコミ対応なんて俺にかかれば朝飯前よ。それで2人は何してたの？」
『…』
相澤「…」
マイク「ま、後でゆっくり聞くわ〜。それより疲れたから風呂入りたい！」
『そ、それじゃあ私は夜ごはんの用意をしてそっちに行きますね。ではまた後で』
相澤「あぁ」
Aは部屋へ入り、早速夕食作りに取り掛かる
『(包帯で目しか見えなかったけど…かっこよかった…爆豪くんの時もドキドキしなかった訳じゃないけど…相澤先生にあんな事されたら…)』
約1時間後、出来上がった料理を持ってプレゼント・マイクの部屋を訪れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - エワビさん、とても嬉しいお言葉をありがとうございます！ (2021年8月27日 22時) (
レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
エワビ - すっごいすこでした (2021年8月27日 16時) (レス) id: 1ec29ba6ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、こちらこそ読んでくださって本当にありがとうございます。妄想のままに書いているし、稚拙な文章で大変恐縮ですがこれからもよろしくお願いします。 (2021年6月2日 0時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
sumeshi(プロフ) - 更新してくださりありがとうございます！そして、素敵なお話を作ってくださり、ありがとうございます！このお話が好き過ぎて何度も読み返してます！これからも楽しみにしてます(^-^) (2021年6月1日 23時) (レス) id: 6aab4e78fc (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、はじめまして。毎日楽しみにしてくださってありがとうございます。先程最新話を投稿致しましたので良かったらご覧ください。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら | 作成日時：2021年5月5日 2時
