第36話 眠れぬ夜 ページ37
反射的に2人は抱き締め合っていた体を離した
マイク「あれ？…俺寝てた？」
プレゼント・マイクが眠そうに目を擦りながら辺りを見回す
Aは平静を装い、声をかけた
『マイク先生、目が覚めました？相澤先生の包帯巻き終わったのでそろそろ帰りますね』
マイク「Aちゃん、これからもいつでも来てOKだぜ！また手料理食べたいし」
『それじゃあ相澤先生がいる間の夜ごはんは任せてください』
マイク『YEAH！良かったなイレイザー！』
相澤「…あぁ」
『それじゃあまた明日。おやすみなさい』
Aは自室へ戻ってベッドに入り、先程の事を思い出していた
まだ抱き締められた時の感触が残っているし、心臓がバクバクしている
『(相澤先生…急にどうしたんだろう？明日からどんな顔したら良いの？あー…どうしよう！勢いで相澤先生がいる間のごはんは任せてって言っちゃったし…)』
眠ろうと思っても目を閉じると瞼の裏に浮かぶのは相澤の事ばかりでドキドキしてしまう
Aがやっと眠れたのは朝方だった
一方、相澤も中々眠れずに夜を過ごしていた
マイク「あーあ、せっかくキングサイズのベッド買ったのに何が悲しくて野郎と寝なくちゃいけねーんだよ」
相澤「お前が家に呼んだんだろーが」
マイク「いや、そうなんだけどさー」
一人でぶつぶつと言い始めたプレゼント・マイクを余所に相澤はAの事を考えていた
相澤「(泣いてる顔見たら抱き締めずにはいられなかった…マイクにセクハラだとか言っておきながら俺も同レベルだな。それにしても明日から合わせる顔がない…)」
マイク「イレイザー、俺の話聞いてる？」
相澤「聞いてない。早く寝ろ」
プレゼント・マイクが眠りについた後もAの事が気になって仕方がなかった
翌日からAと相澤は顔を合わせる事があってもお互いなんとなくあの夜の事には触れなかった
夕食も毎日のように3人で食卓を囲んだがプレゼント・マイクのおかげで沈黙が流れる事もなく今まで通りに過ごす事ができた
USJ襲撃から約1週間経った頃、ある事件が起こる
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さくら(プロフ) - エワビさん、とても嬉しいお言葉をありがとうございます！ (2021年8月27日 22時) (
レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
エワビ - すっごいすこでした (2021年8月27日 16時) (レス) id: 1ec29ba6ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、こちらこそ読んでくださって本当にありがとうございます。妄想のままに書いているし、稚拙な文章で大変恐縮ですがこれからもよろしくお願いします。 (2021年6月2日 0時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
sumeshi(プロフ) - 更新してくださりありがとうございます！そして、素敵なお話を作ってくださり、ありがとうございます！このお話が好き過ぎて何度も読み返してます！これからも楽しみにしてます(^-^) (2021年6月1日 23時) (レス) id: 6aab4e78fc (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、はじめまして。毎日楽しみにしてくださってありがとうございます。先程最新話を投稿致しましたので良かったらご覧ください。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年5月5日 2時
