第26話 本音 ページ27
相澤「…え？」
『次に相澤先生に会えるのは明々後日ですね…』
相澤「急にどうしたんですか？」
Aは自分でもなぜこんな事を言っているのかわからなかった
なぜか止められなかった
『…毎日のように顔を合わせている相手と会えないって少し淋しくないですか？』
相澤「まぁ…でも相手によるでしょう」
『私は淋しいですよ…相澤先生に会えないと…』
相澤「…」
相澤はAの思いがけない発言に黙り込んでしまった
そんな相澤を見てAは困らせてしまったと思い慌てて口を開いた
『あ…今のは聞かなかったことにしてください。出張が初めてだから少し心細くなっちゃって…』
相澤「そう…ですか」
それから会話も無く只々自宅へ向かって歩き、相澤は当たり前のようにAを部屋まで送り届けた
『ありがとうございました。あの…良かったら夜ごはん食べて行きませんか？』
相澤「いや…明日、朝早いでしょう？出張の準備もあるだろうから遠慮します。…それと勘違いさせる可能性があるから、あまり男を家に誘わない方が良い」
『…わかりました。それじゃあまた…』
相澤を見送った後、根津からのメールを確認して出張の準備を始めた
『(勘違いしてくれて良かったんだけど…あ、でも突然変な事言っちゃったし…もしかして嫌だったかなぁ…)』
Aはそんな事を思いながら胸が苦しくなった
相澤は帰宅後、Aの事を考えていた
相澤「(会えなくて淋しい…か。俺も…って言ったらどうなってたんだ。それに…夕食を一緒に食べるくらい、今更どうって事なかったな…)」
Aも相澤もその日は良く眠る事が出来なかった
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さくら(プロフ) - エワビさん、とても嬉しいお言葉をありがとうございます！ (2021年8月27日 22時) (
レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
エワビ - すっごいすこでした (2021年8月27日 16時) (レス) id: 1ec29ba6ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、こちらこそ読んでくださって本当にありがとうございます。妄想のままに書いているし、稚拙な文章で大変恐縮ですがこれからもよろしくお願いします。 (2021年6月2日 0時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
sumeshi(プロフ) - 更新してくださりありがとうございます！そして、素敵なお話を作ってくださり、ありがとうございます！このお話が好き過ぎて何度も読み返してます！これからも楽しみにしてます(^-^) (2021年6月1日 23時) (レス) id: 6aab4e78fc (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - sumeshiさん» sumeshiさん、はじめまして。毎日楽しみにしてくださってありがとうございます。先程最新話を投稿致しましたので良かったらご覧ください。 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 4e23a63de8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年5月5日 2時
