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横「 … なんで顔逸らすねん 」
「 … 」
そんなの 言えるわけないじゃん 、
てか 普通 聞く ！？
女心 わからなさすぎでしょ 。
横「 … ほら
こっち向いて 」
そんなことを考えてると
あたしの頬に 裕にぃちゃんの手が添えられて
上を向かせられた 。
「 っちょっと ！ // 」
抵抗するも 、
裕にぃちゃんの綺麗な指に捕らえられて
動けない 。
「 っばか … / 」
絶対 顔真っ赤 。
こんなの 、
見られたくない 。
あたしは ぎゅーっと 目を瞑る 。
横「 … そんな顔してたら チューしてまうぞ 」
その言葉に あたしは 反射的に目を開ける 。
目の前には 少し顔を赤くした裕にぃちゃんがいた 。
「 … 変な冗談 言わないで … / 」
横「 冗談なんか 俺言うてないもん 」
「 冗談じゃん 、完全に 」
なんであたしって こうも可愛くないんだろう 。
横「 … まぁ 大事な ファーストキスは
大切な人のために取っとき 」
裕にぃちゃんは ピンッと あたしにデコピンすると
ふっ って 片方の唇を上げて笑った 。
… こんなにドキドキしてるのは 、
あたしだけ 、か 。
「 裕にぃちゃん 、やっぱり 今日は帰って 。
… あたし しんどくなっちゃった 。
ごめんね
また ご飯食べようね 」
このまま こうしてると 泣いちゃいそうで 。
本当なら ずっと一緒にいたいはずだったんだけど
今は そんな勇気も ない 。
「 アルバムは また今度見せるね 」
そう言うと 、裕にぃちゃんは
何も言わずに 部屋を出て行った 。
その最後に見た顔は 少し 悲しそうで
寂しそうで 辛そうで 。
頭がごっちゃになって 、
玄関の扉の閉まる音が聞こえた途端に
あたしの目から 涙が溢れ出てきた 。
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み な み 。(プロフ) - 樹凛さん 大好き ですすすす ！ いいな！ こんなみずみずしいものが書けるなんて …！！ ほんと、大好きです！ (2015年3月22日 17時) (
レス) id: 2ba2826b73 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた.(プロフ) - 樹凛。さんの作品すべて大好きです!! 更新も早いですし 、憧れてます ◎ これからも応援してます\ / (2015年3月10日 22時) (レス) id: 4734732397 (このIDを非表示/違反報告)
すぅず(プロフ) - え!?そんなこと言ってもらってこっちが嬉しいですよ!!笑 せっかく､わざわざ大倉作品にしてくれたのに完結のときｺﾒﾝﾄできなくてごめんなさい(>_<) (2015年3月8日 20時) (レス) id: 79ca3552ab (このIDを非表示/違反報告)
樹 凛 。(プロフ) - すぅずさん» もちろん覚えてます!毎回のすぅずさんの感想が嬉しかったです。これからもよろしくお願いします^^ (2015年2月28日 19時) (レス) id: d5b972913d (このIDを非表示/違反報告)
樹 凛 。(プロフ) - もか。さん» ありがとうございます。これからもよろしくお願いします^^ (2015年2月28日 19時) (レス) id: d5b972913d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹凛。
| 作成日時：2015年2月28日 10時
