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huit side稜雅ページ9

稜雅「悪い、待たせたなっ」

海「いや、大丈夫だよ。むしろ呼び出しちゃってごめん」

稜雅「いや、もう遅かったから良かったよ」

海「そっか、」

海と俺が出会ったのは

会社の入社した時の研修

同室が海で

コミュ障な俺に対して

誰とでも仲良くなれる海

羨ましい気持ちの反面

俺のして欲しいことをしてくれる

お互いをお互いが助け合える関係になっていた。

同じ部署な上同期なわけだから

毎日顔は合わせてるけど

こうやって飲むのは

少し珍しい。

だからといってお互いに干渉しない。

海はずっと

好きだった人がいたらしい。

それは今もなのかもしれないけど

その好きな人を忘れないため

本気の恋は出来ないって

いつか言ってたっけ。

珍しく自分のこと話すから

ちょっと嬉しかった。

そんなわけで海は

女遊びが激しい。

合コンは定期的に行ってるし

話を聞く度

別の彼女がいるなんて当たり前

でも、そんな海が

俺には羨ましかった。