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vingt-trois ページ24
太陽「なんか、Aさんの話聞く感じやとほんまに温かい人やなと思ってな。これなら先生やし、使いやすそうやなって」
「松尾くん、凄くセンスいい。どうしよ、頼んで正解だった。ありがとうね！」
松尾くんは 役に立ててよかった
とﾆｺｯて笑った
レジに向かう前に見つけた
同じ色の革の手帳もカゴに入れて
プレゼント用にしてもらった
時計を見ると18:15
ここから急げば30には間に合う
「松尾くん、本当ありがとうね！」
太陽「ほんならまた明日！お兄さんと楽しんでくるんやで！」
松尾くんに手を振り
イヤホンを挿す。
恋に落ちるまで たった1秒で君だと〜♪
お気に入りのアーティストの新曲。
急がないと、と思い
送られてきた地図を思い出しながら
お店に向かった。
vingt-quatre side 祐基→←vingt-deux
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作者名：6推し | 作成日時：2018年11月8日 13時
