vingt side 祐基 ページ21
晃一「お疲れ様です〜お先に失礼します」
やばい、晃一帰っちゃう。
「僕も、お先に失礼します!」
急いで荷物まとめたから
鞄の中身はグチャグチャだけど
走って追いかける。
部活帰りの子達に挨拶しながら
校門を通り過ぎる晃一
「ねぇ、晃一。今からほんの少し付き合って」
腕時計を見て
晃一「ほんの少しな。ええよ、何?」
「くればわかるから」
そう言って2人で並んで歩いた。
晃一「なぁ、どこ行くん?」
「秘密〜」
言ったら来てくれなくなるよなって思ってたら
晃一は諦めたようで
生徒の話に切り替わった。
気づいたらお店の前。
「ちょっとだけ、ね?」
そう言って俺は晃一を引っ張った。
晃一「え、ちょい、待てや。」
晃一「俺このあと予定あるねんけど、」
「大丈夫だって!すぐ終わるから!!」
どうせ晃一の予定なんていつもひとりラーメンかひとりカラオケ。
今日じゃなくてもいいだろ。笑
vingt-et un side 太陽→←dic-neuf side 海
73人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:6推し | 作成日時:2018年11月8日 13時