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sideA


私たちの後ろを走っていたりょうくんの車も着いて、3人でスタジオのあるマンションに入っていく。


り「めっちゃ申し訳ないんだけど、スタジオかなり汚いんだよね…ちょっとひくかもしれない…」


て「りょう!余計なことを言うな!俺らのスタジオはひくほどは汚くない!」


A「ふふふ、大丈夫ですよ。ひいたりしませんから笑」


て「あー着いた着いた。玲奈ちゃんあがってー」


玄関のドアを開けて、入ると…


A「お邪魔しまs」



前言撤回します。


汚さにドン引きしました。


玄関から段ボールの山があって、廊下にはよくわからない物が落ちている。


り「ひいたよね…女の子をこの環境にいさせるのは申し訳ない…」


A「い、いえ、大丈夫です」



て「まあまあ、玲奈ちゃん。とりあえず中入って!みんなもう、来てるはずだから!」



あの人もいるのだろうか…




どんな顔して会おう…




お店と違う環境で、いつもと違う服を着てることが




私の武装が剥がれているようで迷いが生じてる。



て・り「おつかれー」



てつやさんとりょうさんが部屋の中に入っていく



勇気を出して私も入っていくと…




椅子に座っている彼と




目があった。





私の心がコトンと音を立てた。

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作者名:はるか | 作成日時:2020年11月29日 1時

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