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25. ページ25

side虫眼鏡


としみつの言葉に驚きを隠せなかった。


てつやとAがいい感じってなんだよ、それ。


キャストと客の関係じゃないのかよ。


苛立ちを隠さずに話を打ち切ってしまった。


酔っ払ってるから、みんな僕の異変には気づいてない。


なんも行動を起こしてない僕がてつやにイラつくのは
自分でもダメだとわかっている。



だけど、どうすればいい?



そもそも、僕は変わってしまった彼女のことが好きなのか?



好きかどうかはもうわからない。



だけど僕は一言でいいから彼女に謝りたい。



そして、孤独で寂しそうな笑顔を見せる君に
1人じゃないことを教えてあげたい。



これは僕のわがままなのかな。

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作者名:はるか | 作成日時:2020年11月29日 1時

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