【HQ】同じクラスのアホの子が気になる角名くん【角名倫太郎】

アホの子31 ページ32

うわっ、出たいつものだ･･･




『ん？あつむんどしたの？スポドリまずかったか？』




侑「いやスポドリはうまいわ。さすが経験者やね。

でも、なんで臨時でマネージャーやろうと思ったん？自分部活は？」


いつも侑はマネージャーが入るとこうやって試そうとする。


侑がダメだなって思ったら圧をかけて辞めさせる。



こいつにとっても俺たちにとっても使えないマネージャーはただのバレーの邪魔でしかないから




いやぁ、でも、こいつにそんな心配してるだけ時間の無駄だと思うけど。




『え？信さんに頼まれたのもあるけど、うちの強豪バレー部がどこまで凄いかまじかで見たかったからってのが本音かな。

部活は美術部でコンテストのポスター終わらしてればＧＷウィーク部活ありませーん！ってことですよ！』


侑「･･･」


『あつむんが何を心配してるかは察してるよ。

君たちの邪魔になるつもりもないし、私の事が気に食わないなら極力話しかけないし、無理に話しかけてこなくてもいいからね！！

私もそんないやいや話しかけられるのも不愉快だし！！

でも仲良くしてくれるなら誰でも大歓迎だからよろしく！』



侑「.......ﾌﾟﾌｯ‪w、ﾊﾊｯ‪wほんま鈴華ちゃんおもろいわっ！！気にいった！！合宿期間だけやけどマネージャーよろしく頼むわ！！」


銀「な？侑。こいつにそないな心配してるだけ時間の無駄やって言ったやろ？」


角名「こいつアホだけど良い奴だしまっすぐした性格してるからね。頑固だけど。やると決めたらしっかりやるやつだよ鈴華は。」


治「頑固さがほんまに厄介やけどな。マジで曲げへんねんこいつ。」



『やめろよそんな褒めんなって』



角名「いや、最後の治は褒めてないと思う。」



『よし、治。屈め。私の愛のビンタ食らわしたる』


治「いやや」


『屈め』


治「いやや」



『うるせぇ、見下ろしてんじゃねぇよ正座しろ』


北「おいそろそろ休憩終わるで準備しぃ」



治「『おいっす！！』」





そのあとの少しの時間に鈴華は部員達のスポドリの濃さを聞き回っていた






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