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大吾side
謙杜のことを聞いてショックを受けている間もなく、みっちーがマネージャーにつかみかかった
必死に離したら今度は倒れてみんな混乱状態。
みっちーを寝かせて、恭平に見ててもらう間に状況を整理しなければ。
「マネさん、詳しく教えてもらえますか？」
ﾏﾈ「僕も、何もわかってなくて。
僕だけじゃなくて、みんな。誰も知らなかったんです。
今朝、事務所に連絡があって。退所、脱退の言葉と、世間に発表する時用と書かれた長尾さんの手書きの文書が添付されてました。」
丈「今どこにいるかわかるか？」
ﾏﾈ「それが、わからなくて。当初の予定では今日飛行機に搭乗し明日羽田に着く予定でした。現地の方と過ごすからこちらから人はいらないと言われて、お一人で出発されたはずです。」
「連絡は」
ﾏﾈ「何度もしたのですが、応答はありませんし、使用されていないという音声ガイダンスが流れ続けるばかりです。」
「ご自宅にも伺ったのですが、不在でした。ご近所の方に聞いても１ヶ月ほど帰ってきていないとか。」
丈「連絡はつかん、居場所もわからん。はなから話し合う気はないってか。」
恭「………っかも」
「ん？」
恭「謙杜、病気かも」
え？
恭「っおれのせいや。俺のせいで謙杜は、」
おちつけ、西畑。
「なんで恭平がそう考えるか、教えてくれへん？謙杜が、なんでこんなことしたのかの手がかりになるかも」
恭「っ長くなるけど、いい？」
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作者名：透羽 | 作成日時：2024年4月7日 4時
