.* 63話 *. ページ13
私をおんぶすればスッと立ち上がった流星くん
歩き始めても安定してるから本当にちゃんと筋肉あるんだ…なんて思ってしまったのは失礼
大西「Aちゃんのクラスにもバレー部の子おって、その子が打ったボールを受けそこねてそっち飛んでっちゃって…ごめんね…」
「あ、流星くんだったんだ?!心配して来てくれたのかと思ってた」
大西「まぁそれは…当てたのが僕じゃなくても飛んでいくけど…」
「流星くん優しいね」
大西「あ、ありがとう…」
言葉がさっきから突っかえ突っかえに聞こえるけどやっぱりキツイのかな…申し訳ない…
会話をしてれば保健室に着いた
保健室は初めて来たなぁ…
大西「失礼しまーす…あれ、先生いないやん」
中へ入ると消毒の匂いがして、生徒が休めるようのベッドが3つも並んでいて少し広めの保健室
保健室の先生用の机の上には本日不在という札みたいなのが置いてある
体育の先生、なんで気付かなかったんだ…
大西「とりあえず、ベッドの上におろすね…？」
「うん」
1番手前のベッドの上に下ろされれば流星くんは一息つく
「ありがとう。ごめんねほんとに重かったでしょ…」
大西「全然やで？無事運べて良かったなぁって…僕女の子おんぶして運ぶのなんて初めてやったからw」
あ、そうゆうことか…なら安心した…
流星くんは保健室にある棚の引き出しから小さい袋を取り出し、冷蔵庫から氷を出せばその袋に入れてこっちに持ってきてくれた
大西「はいっ、これで一応冷やしとき？」
「ありがとう。流星くん慣れてるね…！」
大西「1年生の時保健委員やったんよ、だからかな！」
なるほど、それは慣れてるはずだ！
氷を受け取ればこめかみに当てる
「もう大丈夫だから流星くん授業戻っても平気だよ？」
大西「んー…せっかく2人きりやからちょっとお話したい、かな…ダメ？」
授業はちゃんと受けたほうがいいのでは…
でも大きい瞳に見つめられ可愛く言われたらNOなんて言えなくない?!
「ダメじゃない…！」
そう言うと隣に腰かける流星くん
大西「よかった！あ、1つ聞きたいことあってん…Aちゃんが転校してきたとき、僕と話した事覚えてるのかなって」
「話した事…ごめん、あまり覚えてない…」
あれ…私流星くんと話した事あったっけ…
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ゆう(プロフ) - プリンさん» コメントありがとうございますm(_ _)m時間外あるときに頑張って更新していきたいと思います！ (2021年4月30日 0時) (
レス) id: c2e0325f03 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 早く次の回がみたい (2021年3月13日 8時) (レス) id: e010ca05ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 恋物語さん» コメントありがとうございます！胸キュンできるよう書いているのでそう言っていただけて嬉しいです(^o^)頑張って更新しますね！ (2020年8月26日 7時) (レス) id: c2e0325f03 (このIDを非表示/違反報告)
恋物語 - 胸キュンがやばい！これからもがんばってください！ (2020年8月25日 5時) (レス) id: 2043479880 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - sakihamu87さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)更新頑張りますね！ (2020年7月21日 7時) (レス) id: c2e0325f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年6月20日 21時
