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半年に一度 、 仕事の結果報告という事で
東京の事務所へと行かなくてはいけない 。
それが今日 。
東京にも私と同じ職の女の子はたくさんいる 。
東京の子達は普段遊んだりしてるみたい 。
でもわたしは大阪だからそんな事は出来るはずもなく 、仲のいい子が1人もいない 。
事務所のとある部屋に入ると一気に刺さる視線 。
コソコソと聞こえる言葉 。
こればかりは何時でも慣れない 。
でも数時間の辛抱 。我慢我慢 。
「 ありがとうございました 、失礼します 」
特に怒られるわけでもなく 、あの家を利用する子が増えて良かった と褒められるほど 。
契約内容変わったから書類に目を通しておいてと言われ
渡された封筒を持って新幹線で大阪へと帰った 。
『 ... あれ 、誠也くん？ 』
家に着くと玄関の前で座ってる彼がいた 。
「 あ 、やっと来た おかえり 〜 」
『 えっ 、今日来る予定だった？』
慌てて携帯で予約の確認をする
『 誠也くんまた予約し忘れてるよ 』
空欄の予定表を見せながら注意すると
「 え 、まじで？ごめん 〜 」
子犬のような顔で見つめられるもんだから許しちゃう 。
ほんとに 、誠也くんは 丸くなったなあ
丸くなったというか 柔らかくなったというか 。
グループに入る前はイケイケのわかりやすく言うと
ザ・ぱりぴ みたいな彼だったのに
今じゃあ 姫なんて言われるくらい真逆の可愛い誠也くん 。
変化ってすごいな なんて思いながら鍵を開け部屋へと入っていった 。
『 こんな時間に来たって事は泊まってくの？』
時刻は夜の20時 。
誠也くんの場合は夜来ると絶対に帰る気ないから 、1人だと特にね 。
「 ん 、泊まってく 」
『 ご飯は食べた？』
「 食べた 、さっきまで仕事やってん 」
『 そっか 、お疲れ様 』
「 A は今日 向こうに行ってたんやろ？」
『 そうなの 、あれ 言ったっけ 』
「 んーや 、まとくん が言ってた 」
そういえば昨日来てた時に言ったような ...
「 なぁ こっち来てや 」
『 誠也くんコーヒー飲む？』
「 飲むけど後で 」
『 わ 、 びっくりした 』
ソファーに座ってるかと思いきや
背後にいてそのまま抱き締められソファーへと連行された 。
「 ん 、充電 」
『 もう 、甘えたさん 』
背中に回された腕 、首に顔埋められて擽ったい 。
同じように背中に手を回し ふわふわの髪を撫でた 。
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く ま(プロフ) - 彩花さん» いつも読んでくださりありがとうございます！大変お待たせしてすみません ... 大好きと言っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします (^_^) (2019年10月3日 8時) (
レス) id: 159446dc84 (このIDを非表示/違反報告)
彩花 - このお話大好きです!更新頑張って下さい。体調にも気をつけて下さいね。 (2019年9月19日 18時) (レス) id: 3a91584dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：く ま | 作成日時：2019年8月30日 10時
