23% ー西畑大吾ー ページ23
何かが気に食わん。
この、柊えみり。
まあ、「何か」なんか分かりきってることやけど
柊から出た言葉
それに素直に答える俺。
少しだけ笑う相手。
西「なに？」
「いや、そっちの方が気が楽で良かったです」
西「は？」
「Aさんのこと、好きですよね？」
西「お前、なんなん」
「でも、あまり相手にされてない」
こいつ…
あかん、完全に向こうのペースや。
落ち着け、俺。
西「やったら、何？」
「えみり、皆さんと仲良くしたいんです」
西「はっすんとか丈くんおるやん」
「皆さん、と。」
西「それは、無理」
「西畑くんよりも、手強い人が居るんですよね」
西「長尾、高橋。やろ？」
「流石、皆さんのことよく見てるだけ有りますね」
西「あいつら以上に、Aに懐いてる奴おらんからな」
深い溜息を吐く
俺も、柊も。
西「ま、俺は帰るんで。精々頑張って」
「ありがとうございます」
ヒラヒラと手を振ってその場を離れると、
『あれ？大吾？』
え、
西「なんでおんの…」
『なんでって、忘れ物…』
あっぶねえ。
聞かれるところやった。
『あ、帰るん？お疲れ様』
西「ん、お疲れ。早よ取っといで。待っとく」
『んふふ、ありがとう』
そう言って階段を軽々駆け上がるA
うん、いつも通り。
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ゆー(プロフ) - たぴおか。さん» 嬉しいです(;_;)リクエストもありがとうございます！ちょっとネタに詰まっていたのでありがたいです！書かせて頂きますね(^^) (2019年5月31日 22時) (
レス) id: 2fb54a725d (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか。 - 春眠のお話大好きです主人公ちゃんが泣いててそれを慰めるみっちーが見たいです (2019年5月30日 21時) (レス) id: 6737e085fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年4月22日 22時
