-our daily life- (ページ37)

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ほんの数分してから涼太が戻ってきた

宮「ごめんおまたせ、、、って翔太？」

渡「ぐずっ、、りょーた、、っひくっ、、」

宮「うん、遅くなってごめんね薬飲めそう？」

渡「のめる、、ひくっ、、いた、い、、」

宮「痛いね、お水もあるから」

渡「もぉやだ、、りょーた、、」

宮「うん、薬飲めたね、早く効いてくるといいけど」

渡「いたい、、あたま、、」

宮「痛いね、ほらおいで」

そう言って涼太が翔太のことを抱き寄せた

翔太も涼太の胸に頭を押し当てて必死に痛みに耐えながら目を瞑っている

佐「しょーた、涼太来てよかったね」

渡「んっ、、さっくんもありがと、、」

佐「いーえ、ほんとに早く良くなるといいな」

渡「っ、、、ん、、、すぅ、、」

宮舘side

佐久間がそう声をかけると翔太はまた眠りについた

佐久間に頭を撫でられながら俺の胸に寄り添って寝ている翔太の目元をなぞる

さっき泣いた涙が溜まっていてそれをすくうように親指でふき取った

佐「やっぱり翔太って涼太がいちばん安心する存在なんだよなー」

宮「一応生まれた時から一緒なのでね、このポジションは渡さないよ」

佐「いやいや誰もとれねーから笑」

佐「次目が覚める時は良くなってるといいな」

舘「ほんとにね」

そんな会話をして佐久間が部屋を出ていった

気づいたら俺もそのまま眠ってしまっていて時刻はすっかり夕方になってしまっていた

ずっと翔太を抱き抱えた体制で寝ていたから体がバキバキしてる

翔太に触れている感じだともう熱も大分下がってきていて一安心

渡「っん、、、りょーた、」

宮「ん？起きた？」

渡「ふぁ、、おきた」

宮「どう？体調の方は」

渡「もうへーき、頭も痛くないよ」

宮「それなら良かった、熱もなさそうだね、一応測っとこうか」

渡「んー」

そう言って翔太の脇に体温計を差し込む、音がなり温度を見ると37.2℃と微熱まで下がっていたので安心する