childhood friend ページ34
宮「翔太具合どう？」
渡「っはぁ、、、んーー」
宮「熱測るね」
渡「、、、つかれた」
宮「そうだよね、ずっと熱下がんないもんね」
1週間翔太の熱が下がらなくて、ぐったりした状態が続いている。熱が出て1日目は様子を見てたんだけど全然下がる様子がなかったから病院に連れて行っても原因は分からないらしくて、ストレスから来る高熱ってだけ教えてもらった。点滴をしてもらってちょっとだけ楽になってそうだったけど、病気とかじゃないから入院してもまたストレス溜まるだけだろうしってことで家に帰って来た。家のベッドで顔を真っ赤にさせて寝てるだけでもとても辛そう。
一応ピークは超えたと思うけどまだまだ辛そう
また病院に連れて行って見てもらった方がいいんだと思うけど、病院が好きじゃない翔太は全く行きたがらないし、無理に連れて行ってもっと体調悪化するのも可哀想だからとりあえずまだ家で様子を見ることにしている
宮「体温計鳴ったからとるね？」
渡「んーーー、、」
もはや聞いているのかあやふやな翔太に一応声掛けて音が鳴った体温計を取り出し表示されている体温を見る
宮「あらら38.2℃あるけど、どうする？もう1回病院行っとく？」
さすがにこの体温じゃあこのままにしておくのもどうかと思うし、病院に行くか翔太に尋ねた
ありがたいことに今日は照が休みらしいから車は出すよって言ってくれている
ちなみにカフェの方は翔太の体調が崩れ始めて3日目くらいまでは営業してたんだけど、さすがにこれじゃあ俺が翔太のこと気になっちゃって康二が休みにしちゃおうって言ってくれたから臨時休業にさせてもらった
自分の都合で休みにさせちゃうのは悪いなって思うけどやっぱり翔太優先で生きてきたからね、まあそこは甘く見てほしいところです
なんなら家の事まで康二がやってくれて、ほんとに俺はずっと翔太に付きっきりで居られるからありがたい
ふっかも目黒も翔太の分の仕事をこなしてくれてるし、手が空いてる時は翔太のそばに居てくれるからみんなに感謝しかない
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作者名：にょにょにょーーーん | 作成日時：2023年4月25日 21時
