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奈々未side
通知をONにしている我が妹のブログを読んだら
最後の方に
「奈々未に会いたい気分」
って書いてあって、
あの子がそんなことを言うのは
悩んでる時だってことは分かっていて
だから、心配になって直ぐに連絡した。
そしたら、案の定、辛いって言っていて
しーちゃんの卒業に平手ちゃんの脱退。
あの子の心の支えだった人達が
近くにいなくなっちゃう環境に
頑張って耐えようとしていたんだろうけど
そんなこと私にだって無理だっていうのに…。
強がりなんだもんなぁ。
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Aside
「んん…」
いつもとは違ういい香りで目が覚めて
「あれ、奈々未」
なんだろうと思ってリビングに行くと
そこには大好きな姉の姿があって
奈々未「おはよ」
「なんで朝からいるの…笑」
奈々未「なんとなくっ笑
制服着ておいで、ご飯できるからっ」
「はぁい」
やっぱりお姉ちゃんだなって奈々未の一面を
みると安心して嬉しくなった。
大好きな奈々未の朝ごはんを食べて
大好きな奈々未に見送ってもらって
学校に登校!
学校もあと少しだからなぁ…。
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作者名:ニノン | 作成日時:2020年2月7日 1時