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飛鳥side
山下からさっき連絡があった。
Aを助けてください、と。
大体の理由は分かる。
もちろん、怒ってはいるんだろうけど
それよりも悲しみとか絶望を感じているんだろう。
そしてまた、自分の描いている道が分からなくなって真っ暗になって立ち止まってしまっているんだと思う。
山下にAを連れて家に来るよう言ったので、
ちょっとだけ散らかってた部屋を片付ける。
「あ…やまが家に来るのか…」
なんて呼んどいたくせに今更思っているとインターホンが鳴る。
ロックを解除して玄関までに上がってくるまでにボサボサだった髪を櫛で一応梳かしておく。
「よし、おっけい」
ちょうどいいタイミングでインターホンが鳴った。
今度は玄関のインターホン。
「どーぞ〜」
と、開けた瞬間抱きついてきたA。
山下「すいませぇん…お疲れのところ」
と申し訳なさそうに苦笑いしてるやま。
「いいよ笑 とりあえず、やまも上がって？」
山下「え、いいんですか？
飛鳥さんのお家に入らせて頂いて…」
「今日は緊急事態だから許してやる」
山下「ありがとうございますっ笑」
「それよりなんでこんなんになってんのよ、
Aちゃんまず手だけ洗おうか？」
A「ん…」
山下「1.2時間ほっといたらこんなんになっちゃって…色々考えちゃってるのかと…」
「A、どんな感じだった？」
山下「なんか、思い込んじゃってるかな…って感じで…
今野さんから話があってからさくちゃんが過呼吸っぽくなっちゃって、1番にそばに行ったのはAだったし、その後もかっきーの話聞いてあげたりしてて…
いっぱいいっぱいになっちゃってると思います…
私じゃ、もうどうしたらいいのか分からなくて…
飛鳥さんなら助けてくれるかなって…」
「そんな悲しそうな顔しないの、
やまがそばに居てくれただけでAは助かったと思うよ？」
山下「でも…」
「でもじゃないの！笑」
Aを助けてあげられなかった、と悲しそうな顔をするやま。
きっとそんなことないと思うけどなぁ…。
「A、話できる？」
A「ぅん…」
やまの話を聞く限り後輩の前で強がったんだろうな。
ちゃんと心を休ませられる場所、
作ってあげないとね。
山下、私に連絡してくれてありがとう。
一緒にAの話聞いてあげようね。
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ひまり - 理佐ちゃんとか保乃ちゃんに甘える感じのが見たいです。よろしくお願いいたします (2021年5月7日 16時) (
レス) id: 8af66b092c (このIDを非表示/違反報告)
hinata - こさかなをもっとだしてほしいです! 出来ればでいいので無理しないでくださいね 毎回楽しみなので頑張って下さい (2021年4月29日 0時) (レス) id: b962aee5ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノン | 作成日時：2021年4月22日 15時
