○ ページ26
賀喜side
「A…」
A「かっきー…どした？大丈夫？」
「ぅん…隣座っていい…？」
A「もちろん、おいでっ」
やんちゃんが文春に撮られたって今野さんから聞いてから一時間くらい経ったかな。
衝撃すぎて時間の感覚も分からない。
なんで気づかなかったんだろうって
さくも言ってたけど私も思う。
私達が気がついていたらこんなことにならなかったのにって。
でも今更そんなこと言ってもただの後出しにしか過ぎなくて、でも涙が出てきてしまいそうで…
自分が弱くなってしまいそうで…
ちょっと1人になりたくて、
楽屋に居たくなくって、
事務所の中にあるカフェスペースに来た。
そしたらAも居て、隣に座らせてもらった。
大丈夫？って言いながら頭を撫でてくれるAを目にしたらやっぱり我慢できなかった。
A「1人になりたくて来たんじゃないの？笑」
「お見通し？」
A「4期の前だと辛そうにしないもん、かっきー」
「…ほんとAには何も隠せないやぁ
なんか…さ、私達が感情を表していい分際なのかなって…」
A「同期だから？」
「ぅん…先輩方の方が怒りたいと思うし、泣きたいし、なんで？って思うと思う…」
A「でもかっきーだって思うでしょ？」
「ぅん、思うけど…」
A「そんなの立場関係ないよ…
同期だからこそ、何かの感情が生まれるのは当然だと思うよ…？」
「…っ泣」
A「我慢しなくていいよ…っ」
私達が何か感じて言っていい立場じゃないと思ってた。
1番後輩で、これからもっと頑張っていかなきゃいけないのにこんなことになって…
先輩方からすれば何してんだよって思うだろうし、その思いは長く続けてきてる先輩達しか思っちゃいけないんじゃないかって思ってた…
でも、やっぱり…なんでって思っちゃうよ…
そんな想いがAに背中をさすられると溢れてきてしまう。
A「くるしいねっ…辛いよね…」
「っ…なんで…なんで今そんな事っ…」
A「なんでだろうね…わかんないねっ…」
「私っ…これからちゃんと仲良くできるかなっ…今まで通り話せるかなっ…」
A「無理しなくていいよ…無理する必要なんてないもん」
泣き続ける私にを優しく抱きしめてくれて
優しく声をかけてくれるA。
いつも助けて貰ってばかりでごめんなさい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「乃木坂46」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひまり - 理佐ちゃんとか保乃ちゃんに甘える感じのが見たいです。よろしくお願いいたします (2021年5月7日 16時) (
レス) id: 8af66b092c (このIDを非表示/違反報告)
hinata - こさかなをもっとだしてほしいです! 出来ればでいいので無理しないでくださいね 毎回楽しみなので頑張って下さい (2021年4月29日 0時) (レス) id: b962aee5ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ニノン | 作成日時：2021年4月22日 15時
