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「金川が文春に撮られました」
今野さんの口から3.4期生にそう伝えられた。
みんなの反応は三者三様だった。
口を抑えて黙り込んでしまっている人、
心の内は分からないけれど涙目になっている人、
少し、怒っているようにみえる人。
それぞれだった。
私はただ、皆の悲しそうな顔を見つめていた。
そして…
今野さんのいなくなったその部屋は地獄だった。
誰1人話そうとしない。
3期も皆、どうしたらいいか分からなそうで
私が大好きなみんなの笑顔は無かった。
4期生なんて、泣きそうな子、
いや泣いてしまっている子の方が多かった。
そんな4期生に声をかけに行かなければ行けないのに、なんて声をかけたらいいか分からなかった。
自分の怒りを悲しみをぶつける訳にもいかない。
何をここで発するのが正解なんだろう。
賀喜「…っさくっ…！！」
遠藤「っ…」
でも、かっきーのその声で目が覚めた。
その声のする方ではさくが苦しそうに息をしていた。
「さくっ、ゆっくり息吸おうね…
ごめん、かっきーマネージャーさん呼んできて」
賀喜「わかったっ…」
梅澤「さくちゃん大丈夫大丈夫…」
私はさくの元に向かうという選択肢しか無かった。
かっきーは涙を拭いながらマネージャーさんを呼びに走ってくれた。
梅は一緒にそばにいてくれた。
「ん、ちょっと落ち着いたね…」
遠藤「…ありがとう」
「いいの、頼れる時に頼りな…」
遠藤「Aちゃんっ…ごめんなさいっ…」
「さくちゃん何もしてないじゃん…？」
遠藤「んーん…近くにいたのにっ…仲良かったのに気づけなかった…気づいてたらこんな事に…ならなかったかもしれないのにっ」
「…っそんなこと思っちゃダメだよ。
近くにいたってそばにいたって気づけないことなんて沢山ある。絶対にさくは何も悪いことしてないよ。
だから…自分を責めないで」
少し落ち着いたと思ったら気づけなくてごめんなさいって謝ってきたさくちゃん。
いくら仲が良くても知らないことだって沢山あるんだから、そんなに自分のこと責めないでね。
これから、どうしたらいいのか、分からなかった。
私の世界はまた真っ暗になってしまいそうだった。
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ひまり - 理佐ちゃんとか保乃ちゃんに甘える感じのが見たいです。よろしくお願いいたします (2021年5月7日 16時) (
レス) id: 8af66b092c (このIDを非表示/違反報告)
hinata - こさかなをもっとだしてほしいです! 出来ればでいいので無理しないでくださいね 毎回楽しみなので頑張って下さい (2021年4月29日 0時) (レス) id: b962aee5ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノン | 作成日時：2021年4月22日 15時
