◎力になりたい ページ20
遠藤side
A「さ〜くちゃんっ」
「Aちゃん…」
A「ふふ、笑 おいで…」
27枚目シングルの選抜発表があった。
発表された事実にただ戸惑うことしか出来なかった。
そしたら、解散になって直ぐにAちゃんが来てくれた。
選抜発表の前まで、梅澤さんに抱きしめられて泣いていたAちゃん。
だけど今、目の前にいるAちゃんはいつものAちゃんだった。
「っ…こわいっ」
A「怖いね…怖いよね
私も怖かったよ、何言われるかどう思われるのか…
私でいいのかな…って」
「怖い…人の目が怖いっ…」
A「さく…私が絶対守る
これから色んな声が絶対にあると思う。
それはいい声も悪い声も…
だけど、
私はずっとずっとさくの味方だから…
一緒に走りたい…走って欲しい
だからさ…隣で支えさせて？
真ん中で頑張って欲しい。」
「Aちゃん…」
A「確かにね、夜明けの時とは違うよ。
もう新人だなんて通用しないし、実力で勝負しなきゃダメ。
さく、今私じゃ出来ないとか思ってるでしょ」
「…ぅん」
A「出来るよ、絶対出来る。
少なくともいつも傍で見てくれているスタッフさんとかマネージャーさん達がさくなら出来るって思って任せようって思ってくれたんだよ。
その期待、応えてみたくない？
頑張ってみたくない？」
「応えたい…頑張りたい…っ」
A「よし！！じゃあ頑張ろ！！」
「…ぅん！」
A「ほらぁ、泣きやめ〜笑
かっきーのとこ行くぞ〜？笑」
「ちょっ…待ってぇ…」
A「かっき〜」
賀喜「A〜」
A「そんな不安そうな顔しないの〜！
隣じゃん！嬉しいよ？？」
賀喜「ん〜泣」
自分のことは押し殺して人に時間をかけてくれる人。
今もそう。
私の所に来てくれた後にかっきーのところにも行ってる。
私に優しく話してくれるAちゃんの目は
ついてきてと言っているような目だった。
期待してくれてる人の期待に応えたいっていうのもあるけど、今違う想いが芽生えたよ。
Aちゃんの力になりたい。
Aちゃんの負担を少しでも減らせる存在になりたい。
この期間で少しでも、いや沢山成長出来ますように。
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ひまり - 理佐ちゃんとか保乃ちゃんに甘える感じのが見たいです。よろしくお願いいたします (2021年5月7日 16時) (
レス) id: 8af66b092c (このIDを非表示/違反報告)
hinata - こさかなをもっとだしてほしいです! 出来ればでいいので無理しないでくださいね 毎回楽しみなので頑張って下さい (2021年4月29日 0時) (レス) id: b962aee5ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノン | 作成日時：2021年4月22日 15時
