○初めて見た姿 ページ42
A「え…かっきーどうしたの」
肩を震わせていた後輩はかっきーだった。
賀喜「A…」
A「どしたの、なんかあった？なんかされた？」
楽屋に誰かが入ってきたと思って必死に涙を隠そうとしている。
でも、入ってきたのが私だって気がついて抱きついてきた。
何があったのって聞いても答えられないくらい、大きな瞳から涙が零れている。
こんなに泣きじゃくる姿を見た事がなかった。
明るくてニコニコ笑ってる姿しか見たことがなかった。
A「とりあえずおうち行こっか。
車で来てるからうちおいで、ご飯食べよ」
賀喜「ぅん…」
少し落ち着いてきたから、そのまま家に連れてきた。
A「家が違うって思ったでしょ？笑」
賀喜「ぅん…笑」
A「また一人暮らし始めたんだ〜
だから気にせずおいで笑」
賀喜「ふふ…笑」
A「落ち着いてきたね、笑
なんか食べる…？それともお話聞こっか…？」
賀喜「ん…ありがとう
聞いてもらっても…いい？」
A「ん、もちろん。」
賀喜「さっきね…期別ライブやるって聞いて…
少し不安になっちゃって…
先輩たちも期別ライブやるから、先輩たちと比べられるのが怖くて、あとは同期と比べられるのも怖い…
日に日に自信が無くなってっちゃう…
実力不足なのは分かってる…でも
そういう声を目にしちゃうとやっぱり怖い…」
A「私もさ、比べられるの大っ嫌いだった。
いっつも奈々未と比べられて、加入してすぐから先輩たちの中にはいってやらせてもらってたじゃん？
だから、同期とも比べられた。
Aは他の3期より出来てて当然だ、って評価して貰えないことだって沢山あった…
怖いよね…、私も怖かった、うぅん今も怖いよ。
だけど、そんな声をあげてくる人ってほんの1部なんだよ…そんな人達ばっかりじゃない。
応援してくれる人は沢山いるし、支えてくれる人だって沢山いる。
私にとってかっきーはそのうちの1人だし、私もかっきーにとってのそのうちの1人がいい。」
賀喜「とっくに…そのうちのひとりだよ」
A「ふふ、よかった笑
…私ね、いい意味でかっきーのこと後輩って思ってないから。
かっきーだって先輩だと思ってないと思うけどさ笑」
賀喜「いや思ってるよ…？笑
でも、ありがとう…なんか軽くなった」
A「いつでも泣きにおいで！笑」
大好きな人に支えられたから、
大好きな人の力になりたいんだ。
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チノ(プロフ) - 久しぶりに平手ちゃんとの絡み読みたいです (2021年2月8日 2時) (
レス) id: 0a0acaa720 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - こさかなと同じ仕事の時に体調が悪かった夢主が倒れてこさかなに看病してもらう話が見たいです！ (2021年2月6日 9時) (レス) id: 080618f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
齋藤飛鳥推し - 夢主が一人暮らしを始めてお姉さん達に頼れない環境になって、いっぱいいっぱいになり、飛鳥ちゃんの家に泣きながら行く話が見たいです (2021年2月4日 22時) (レス) id: ba17835807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ - 加入前にまいやんと初めて会った時やお泊まりしていた時のお話が見たいです！ (2021年1月26日 15時) (レス) id: 3f2ef65856 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - まいちゃんに一人暮らし引き止めて欲しいです！！！！ (2021年1月26日 1時) (レス) id: c56408ecf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノン | 作成日時：2021年1月4日 17時
