42 ページ42
_
彰吾 side
「、、ん〜っ、」
朝、いい匂いにつられて目が覚める
「あれ、A?」
寝室から出ると
『あ、彰吾くんおはよ、キッチン借りてる、あと冷蔵庫漁った』
料理をするAの姿
「何作ってんの?」
『何に見える?』
「味噌汁」
『正解〜!!』
味見する?と言って小皿を渡してきた
「んま」
『よかった笑』
「なんか手伝う?」
『いや、いいよ、昨日色々してもらったしそのお礼』
「そ、」
お言葉に甘えて〜とキッチンを出て顔を洗う
、、、なんか同棲してるみたいだな。
なんて思ったり。
リビングに戻れば、ダイニングテーブルの上に朝食が並んでいて
『あ、できたよ』
二人で食卓につき、
「『いただきます』」
うん、うまい。
『なんか、同棲してるみたいだね〜笑』
「、、っ!!」
危ねぇ、味噌汁吹き出すところだった
『ん?どうした』
「いや、、俺もさっき思ったからびっくりした」
『以心伝心じゃん〜笑』
Aの作ってくれた朝食を食べ終え食器を洗う
私やるよ、とか言ってるけど少しくらい手伝わせろって
「ってかお前仕事は?大丈夫なの?」
『今日はお休み。真知さん過保護だからさ、週3でお休みくれるの笑』
そっか、そういえばこいつ病人だった
「そ、俺今日午後からだからどっか行く?」
『うーん、、特に行きたいところないからいいや』
『家でゴロゴロする』
って言いながらソファーにぐでぇ〜っと寄りかかるA
「言っとくけどここ俺の家な」
「あのさ、、お前昨日」
『ん〜?』
もし聞いて覚えてなかったら、ってか覚えてねぇだろ
なんで聞こうとしたんだ?
「いや、やっぱいい」
『なにそれ笑』
_
551人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月亜莉亜(プロフ) - やばいです初めて読ませていただきましたけどもう泣きそうです。 何回読んでもきっと泣きます、とっても悲しいお話ででも感動しました。 よかったらまた山彰さんのお話書いて欲しいです (2020年6月20日 22時) (レス) id: cba40d4c9c (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - annaさん» そう言っていただけて嬉しいです、、他の作品の更新も頑張れます(;_;) (2020年5月20日 23時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
anna - 一気に読んだんですけど、最後泣きそうでした…感動しました〜!(;_;) (2020年5月20日 22時) (レス) id: 5c4b0a27d7 (このIDを非表示/違反報告)
anna - イリさんのお話、どれも本っっ当に面白いです! 文章めっちゃ上手くて大好きです! これからもずっと応援してます笑 (2020年5月20日 22時) (レス) id: 5c4b0a27d7 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - RMPG大好きさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2020年5月11日 23時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イリ | 作成日時:2020年1月27日 23時