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＿
彰吾side
病院へ付き、急いでAのいる病室へ向かう
彰「Aっ！」
真「やましょー、？！、早かったね」
彰「リハ抜けてきました……、Aは？」
そう聞くと静かに首を横に振る真知さん
ベッドを見れば呼吸器を付けているA
その細い腕には点滴の管が繋がっている
真「、、私そろそろ店戻らないと、予約入ってるから」
真「やましょーが早く来てくれてよかった笑」
あとはよろしくね、といい病室を後にする真知さん
俺は真知さんが座っていたベッドの横にある椅子に腰掛ける
そのままAの手をとり握りしめる
彰「……、」
お願いだから、早く目を覚ましてよ
下を向いたら
Aの手の甲にこぼれ落ちた涙
……、俺にとってAの存在は大きかったんだな
と、今更ながらに実感する
いつもだったら『え、泣いてんのだっさ〜！』とか言ってくるんだろうな
椅子に座ってAの手を握ったまま、時が過ぎていく。
「(ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ)」
いきなり扉が開いたと思えば
彰「壱馬、」
なんでいるの？と聞けば
真知さんに聞きました！という壱馬。
壱「メンバーに説明しときましたよ」
壱「ちょっと説明端折りましたけどね笑」
彰「ありがとう」
壱「Aちゃん、どうしたんですか」
彰「、、、、心臓病」
壱「、え？」
彰「あと半年って、」
彰「2ヶ月前くらいに見つかったらしい」
彰「、、、それで、、俺が昨日色々連れ回しちゃったから、それが悪かったのかな、」
壱「、、、、そうだったんですね」
と言い目線をAに向ける壱馬
壱「でも、ちょっと出かけただけで体調崩すようには見えないんで、たまたまですよ」
壱「今日の朝すごい嬉しそうに俺に報告してきましたよ」
彰「え？」
壱馬がAとのトーク履歴を見せてきた
見てみれば
A聞いて!
A昨日ね、彰吾くんとデートしてきた
A見てこの写真
Aめっちゃカップルじゃね?
字面だけでもAの表情が分かるくらいで
彰「、、あいつ」
壱「いいでしょ〜なんて自慢してきましたよ笑」
壱「かなり楽しかったんじゃないですか？」
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如月亜莉亜(プロフ) - やばいです初めて読ませていただきましたけどもう泣きそうです。 何回読んでもきっと泣きます、とっても悲しいお話ででも感動しました。 よかったらまた山彰さんのお話書いて欲しいです (2020年6月20日 22時) (
レス) id: cba40d4c9c (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - annaさん» そう言っていただけて嬉しいです、、他の作品の更新も頑張れます(;_;) (2020年5月20日 23時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
anna - 一気に読んだんですけど、最後泣きそうでした…感動しました〜！(;_;) (2020年5月20日 22時) (レス) id: 5c4b0a27d7 (このIDを非表示/違反報告)
anna - イリさんのお話、どれも本っっ当に面白いです！ 文章めっちゃ上手くて大好きです！ これからもずっと応援してます笑 (2020年5月20日 22時) (レス) id: 5c4b0a27d7 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - RMPG大好きさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2020年5月11日 23時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イリ | 作成日時：2020年1月27日 23時
