余 .

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彰吾 side



「(pruuuu…)」



リハの休憩中、Aからの着信


珍しいな、と思い


「電話してきます」


と言いリハをしてた部屋を出る



「もしもs《やましょー！》」



「真知さん？」



かけてきたのはAではなく真知さんだった。



《今、Aが救急車で運ばれて、、》




「え…、」



《 〇〇病院の×××号室、時間あればお見舞い行ってあげてっ、》



「Aはっ、大丈夫なんですか？」



《命に別条はないって、、でも、》




陣「おーい、リハ再会するで〜」


「あ、ちょっと待ってください、すみません」




「でも、なんですか？」



《まだ意識が戻ってない》



「っ、！」



もしかしたら、俺が昨日連れ回しちゃったから、


《リハ戻んなくて大丈夫？》


「あ、そうだ、、リハ終わったら病院行きますね」


と言い電話を切りリハに戻る



「すみません」



力「お、戻ってきた、じゃ再開するか」



自分の立ち位置に行けば



壱「、、やましょうさん何かありました？」


「え？特になんも無いけど、、なんで？」


壱「いや、何かさっきより元気無いなって」


「ん〜、気のせいじゃない？」


なんて言って誤魔化す。




いつもより集中出来ない、それはきっと


心の中で「早く終われ」なんて思ってるから






ほら、


「すみません、」



いつもはミスなんかしないのに




陸「お〜、やましょう今日どうした？笑」



「ほんとすみません」



壱「やっぱ、やましょうさんなんかありましたよね？」


壱「さっきの電話ですか？」



「まあ、ね」



さすが壱馬は勘が鋭いから。




壱「何があったんですか？」



「、、なんも？笑」



壱「言ってくださいよ、笑」



「……、Aが救急車で運ばれた」



壱「えっ？！？！」



陣「壱馬どうしたん」



壱「こんなことしてる場合じゃないっすよ！｣

｢病院行かなくていいんですか？！」



え、病院？と周りのメンバーも困惑する



「いや、だって大事な通しリハだし、」



抜けていいようなリハじゃない、



壱「行ってください！俺が説明しとくんで」



と、背中を押して帰らせようとする壱馬




そこまでしてくれたら、行くしかないじゃん



急いで荷物をまとめて病院へ向かう




陣「えっ、ちょ、どういうことや！」



タクシーを拾い、病院へ向かう






ごめん、A




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