余 .

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慎くんを見送り、戻ると


真「今日午後抜けるでしょ？そのまま抜けていいよ〜」



『ありがとうございます！』



『お先に失礼します』



と、一言残し家に帰る。階段登るだけだけど。




家に帰り、お昼どうしよっかな〜なんて思っていると彰吾くんから連絡が来た


彰吾もうすぐ仕事終わりそう

彰吾そっちは?

今終わってお昼食べようかなってところ


と返しておく。



するとしばらくして、仕事終わったらしい彰吾くんから


彰吾Aの家お昼食いに行っていい?


というメッセージ。


飯を作れと、なるほどね(？)



待ってるわ



と返し、2人分の昼食を作り始める



丁度お昼ができたタイミングで


「おじゃま〜」


『ナイスタイミングじゃん』


「いい匂いする」



2人でお昼を食べ、


『で、今日何あるの？』


と聞くと、彰吾くんは着ていた上着のポッケに手を突っ込み


「はい」


と、目の前に出された2枚のチケット



『、、え？』



「今から行きます」



『え、は、ちょ、』



「そんな戸惑う？笑」



『今から行くの？急すぎない？！』



「今から行くの。ほら支度して、早く」




『支度するから！急かさないで！！』




急いで着替え、メイクを直して




『準備した！！』



「よし、行こ」


と、手を差し出す彰吾くん



『、、、なんか、』



「ん？」



『最近の彰吾くん、イケメンだね』



「、、うっせ」



『照れた？！』


そのまま家を出て、某夢の国へ向かう




彰吾くんて意地悪だし、いつも言い負かされるけど

すごく優しくて、紳士なんだよね。

何考えてるか分かんないし、何考えながら生きてるのかすごく気になる、、




今日、唐突に行こうなんて言ったのも、きっと何か理由がある。








それが、きっと私の為だってこと知ってるよ。






だって、彰吾くんだもん。






もっと鈍感で天然な女の子の方が可愛いよね





そうだったらよかったのにね笑



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