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彰吾 side




移動の時、翔吾に話そうかと思ったけど



今日は撮影だし、撮影に支障がでたら困るなと思い帰りの時に話すことにした





隣は、、、翔平





いつもはうるさいけど、朝早いせいかもう寝てる




この前俺が寝てる後ろでちょけてる動画載せやがったから、仕返しとしてインスタにあげとこ笑




そして現場に到着。




衣装に着替えて撮影開始。




撮影が終わり




「翔吾、話あるんだけど、」




翔吾「あ、分かりました」




帰りのバスは翔吾の隣に座り、Aの話をする







「昨日、妹のことで電話したじゃろ」




「翔吾の妹、今俺の家におる」




翔吾「えっ?!?!」




翔吾が大声を上げて驚く


そりゃそうか、確か10年くらい会ってないとか言ってたしね



Aの今の家庭のことも知らないから、なんで?ってなるのは当たり前か




翔吾の声にみんな一斉に振り向く




翔吾「、、っあ、すみません」




申し訳なさそうにそうつぶやく翔吾




翔吾「どういうことっすか、、?!」




「確か一週間くらい前かな、俺の家の近くで拾った、的な」




翔吾「、、拾った?」




「俺がその日たまたま裏道みたいなところを通って家に帰ろうとしたんよ、そしたらお店のショーケースの前で踊ってる子がいて」




「見てたら、なんとなく踊り方が翔吾に似てる気がして」




「気になって見てて、」




「でも、時間が割と夜遅めで帰らなくてええんかなって思って声掛けたら」




「家に帰りたくないって、言ったんだよ」






翔吾「、、っえ?」





「でさ、詳しく話聞いて、そのままほっとく訳にもいかないから一時的に保護?しようかなって」





翔吾「家に帰りたくないって言った理由はなんですか?」





「新しい父親に虐待されとるらしい」




翔吾「、、え」





「だから、帰りたくないって。家に帰ったら殴られるだけって」




翔吾「そんな、っ」




唖然とする翔吾


両親の離婚で離れ離れになった妹が新しい家庭で虐待



兄としては辛い事実だろう






「今日の夜時間あるなら俺ん家来てAと話するか?」





翔吾「今日仕事終わるの遅いんで、、行けるかわかんないっす」




「そっかぁ、」



「じゃあいつか事務所連れてくわ笑」





翔吾「また連絡ください!」




「おう」



短く返事をして移動車を降りる





なんだかんだ言って事務所に着いたのは夕方





まだAは学校かな







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イリ(プロフ) - しゅうさん» そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2019年10月1日 22時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - もうこのお話が好きすぎて高評価何回押しても足りません!!もう一個高評価ボタン作ってくださいT_T (2019年9月30日 22時) (レス) id: b750fc9954 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - Rinaさん» そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2019年9月23日 12時) (レス) id: 06656f2bcf (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - やましょーのお話少ないので嬉しいです( ; ; ) (2019年9月23日 11時) (レス) id: fb5f3f1398 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - @knさん» 今のところ新しく作る予定は無いですが、短編集2つ更新中ですのでやましょさんのお話をリクエストしてくれれば書きます!! (2019年9月23日 6時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イリ | 作成日時:2019年9月20日 19時

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