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…
今日も変わらず1人
いつもとかわらない。
学校が閉まるギリギリまで学校で時間を潰して
夜道を1人で歩く
家には帰りたくなかった
夜ということもあり、人気の少ない道を進んでいき
もう既に閉まっている店のショーケースの前に立つ
荷物を置いて音楽をかける
そして踊りだす。ショーケースを鏡がわりにして
何曲か踊ったあと、壁にもたれかかって座る
、、まだお母さんと前のお父さんの仲がよかった頃
よくお兄ちゃんと一緒にダンスをした
お兄ちゃんにダンスを教えてもらった
お兄ちゃんがダンスをやっていたこともあって、私は3歳からダンスを始めた
、、、小1までだけど
小1の時にお父さんとお母さんは離婚した
そのせいでお兄ちゃんと私はバラバラに
お兄ちゃんはお父さんと大阪に残り
私はお母さんと東京に来た
できればお父さんとお兄ちゃんと大阪に残りたかった
東京なんかに来なければ
こんなことにはならなかった
制服のシャツを捲れは、人前で捲ることの出来ないくらいの痣
とてもじゃないけど夏でも半袖なんて着れない
そんなことをぐるぐると考えていると人の気配がした
警察に補導されたら面倒だなと思いながらも帰りたくはないからそのまま居座る
すると声をかけられる
「帰らなくて大丈夫なの？」
顔を上げればそこにはバケハを深めに被った小柄な男の人
「高校生でしょ？補導されちゃうよ、親も心配するだろうし」
『、、、親、ねぇ、笑』
心配してくれるような親の元に生まれたかったよ
「え？」
『家に帰ってもどうせ居場所なんかないし、ここにいた方が楽』
今更帰ってもあの男のストレス発散道具として扱われて終わり。
「帰らないの？」
『朝になってから帰る』
「それは危ないって」
『、、、あんた何者なの？』
「俺？俺はやましょー」
『やましょー？芸名かなんか？』
「まぁ、そんな感じかな」
『有名人なんだ』
「そこまで有名かどうかは微妙だけどね」
『本名は？』
「山本彰吾」
しょうご、、、お兄ちゃんと一緒だ
でも苗字違うからなぁ笑
はぁ、こうやってお兄ちゃんが助けに来てくれないかな
でももう10年くらい会ってないから私のことなんて忘れてるかな
東京に行った妹なんて興味ないよね、そうだよね、
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イリ(プロフ) - しゅうさん» そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2019年10月1日 22時) (
レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - もうこのお話が好きすぎて高評価何回押しても足りません！！もう一個高評価ボタン作ってくださいT_T (2019年9月30日 22時) (レス) id: b750fc9954 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - Rinaさん» そう言っていただけて嬉しいです(;_;) (2019年9月23日 12時) (レス) id: 06656f2bcf (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - やましょーのお話少ないので嬉しいです（ ; ; ） (2019年9月23日 11時) (レス) id: fb5f3f1398 (このIDを非表示/違反報告)
イリ(プロフ) - @knさん» 今のところ新しく作る予定は無いですが、短編集2つ更新中ですのでやましょさんのお話をリクエストしてくれれば書きます！！ (2019年9月23日 6時) (レス) id: 52f267babb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イリ | 作成日時：2019年9月20日 19時
