兄 は ストイック王子 .

看 病 ページ30

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陸 side

今日は午後から仕事なので朝はゆっくり。



テレビでもみよっかな〜とリモコンに手を伸ばす





『お兄ちゃん、』


Aの声が。


振り向くと顔色が悪い。
しかも手でお腹抑えてる、腹痛？女の子の日？



陸「Aおはよう、顔色悪いけどどうした？お腹痛い？」



『お腹痛い、、』



陸「アレの日じゃない？」



『ううん、こないだ終わった』



陸「そっか、じゃあなんだろ」


ちょっと経てば治るかななんて思いながら
リビングの横にある和室に布団を敷く



陸「とりあえずそこに寝な、一応体温測ってみるか」



『うん、』



ゆっくりと自分の脇に体温計を挟むA

辛そう、


「(ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ)」



陸「どう？」



『36.7』


体温が少し低めなAからするとちょっと高いけど熱って感じではないか、、


陸「だるい？」



『きもちわるい、』



陸「吐きそう？」



『吐かない、けど、、気持ち悪い』




陸「一応ビニール袋置いとくね」




『ありがと』




原因なんだろ、、


ググろう。



" 腹痛 気持ち悪い "



んーー、胃腸炎っぽい


" 脱水症状に気をつけて " か、なるほど



陸「A〜どう？」



『吐きそう』



陸「出しちゃいな？」



優しくAの背中をさする。




『っｹﾞﾎｯ』




陸「大丈夫？」



『(コクン)』



陸「今日はゆっくり寝てなよ？ここに水置いとくからちゃんと飲むんだよ？」



陸「仕事あるから行くね？なんかあったら連絡してね」




『いってらっしゃ、い』




・




その日仕事が終わると秒で帰宅する陸さんなのでした。


陸「A大丈夫？！」









(帰るのはやっ)


(妹さんになんかあった？)


(マッハで帰ったな)



北人 / 壱馬 / 陣




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リクエストありがとうございます！
そして書くのが大分遅くなってしまいましたすみません(;_;)

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