最年少 . 【 5 】

嘘 ページ16

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彰吾 side




『やましょうさん、やましょうさん』



冷蔵庫に飲み物取りに来たら、名前を呼ばれ手招きをされる



彰｢……｣



無視して水を飲んでいれば



彰｢…っ？！ｺﾞｯ！！｣




水の入ったペットボトルを思いっきり傾けられた



彰｢溺れるわ、バカ、シバくぞ｣




『、、、だってやましょうさん無視してくるからあ！』




彰｢で、なに｣




『まぁ、ちょっと、、そのー、相談？的な』



結構真剣な表情でそう言うA



彰｢ん、Aの部屋でいい？俺の部屋でもいいけど｣




『やましょうさんの部屋』



彰｢ん｣



即答じゃん、何がいいのか知らんけど




『やましょうさんの部屋入るの久しぶり〜』



彰｢言われてみればな｣



『やましょうさんの部屋の匂い落ち着くんですよね』



彰｢そーか｣




彰｢で、なんの相談｣




『……同じグループの中に好きな人がいるって言ったらどう思います』



彰｢は？｣



え？恋愛相談？ガチの恋愛相談ですか？


しかもよりによってメンバーですか？




彰｢どう思う、か、、、本気で好きなら応援するけど｣




『けど？』





彰｢ちょっと、嫌かもなぁ｣




だってさ、上手くいけば誰かのものになっちゃうってことでしょ？


こうやって俺のところに来てくれなくなっちゃうかもしれないし




『やましょうさん』



彰｢ん？｣




『今日って何日でしたっけ』




彰｢…｣




4月1日、エイプリルフール




彰｢シバき倒す｣




『ひぇぇぇぇぇっ！！！！！！！』




彰｢お前ホントいい加減にせえよ？｣




『ごめんなさい』




彰｢はぁ、ったく｣



なんだかんだ許してしまう俺はだいぶコイツに甘い




『しょへさん！！！やましょうさんを騙せた！！！』





翔平｢へ？｣





『やましょうさんに勝った！！！』





彰｢お前グルか？｣






翔平｢いやいやいや！違います！え？Aなんの話？｣




『だーかーら！やましょうさんを騙せたんです！』



『今日！エイプリルフール！！！』





翔平｢あ〜〜っ！！｣




彰｢｢あ〜〜っ！！｣じゃねえよお前｣





翔平｢すみません！！！ってなんで俺が謝るんすか？！｣





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invisibleloveのMVやばくないですかあれ、、、

やましょうさん電話でフラレて頭抱えて泣きそうな顔しながら崩れ落ちるんですよ、、、私がすぐにでも駆けつけて｢やましょうさぁぁぁぁん！！！｣って体支えてあげたい(？)

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