・昼休み ページ6
入学式あるあるである教科書の配布、班での役割決め等を済ませた。
委員会のことを疑問に思い、鬱に聞いてみると
生徒会は１年から入れるから、生徒会が決まってから決めるのだそうだ。
生徒会は推薦や立候補がある。
他に生徒会長直々に申し出でがあって入る時もあるそうだ。
その時に友達になった、同じ班のアイカと一緒に
昼休みに校内を回ることになった。
「中庭とかもあるんだね。」
「規模が中学校と違いすぎて未だに追いつけないんだけどww」
「わかるwマンモス校だから余計だよね。」
「行ってみる？」
「行こか。」
その中庭は、教室１つ分ほどの広さだった。
全面芝生でできていて、ベンチが数脚と木が何本か植わっていた。
中庭はグラウンドが見える位置にあった。
そこから入ってくる風がとても心地よかった。
「穴場見つけたね。人も少なめで。」
「めっちゃ気持ちいいなここ。いくらでも入れる気がする。」
少し風に当たっていると、園芸用と思われる道具を持った男の人が、喋りかけてきた。
「ここ気に入ってくれた？」
急に喋りかけられたものだから、私はビックリしてしまった。
でもアイカは一瞬ビクッとしたかと思うと、すぐに返事を返した。
「気に入りました！気持ちいいですね、風が程よく当たって。」
「有難う。」
そう言う彼はニコッと笑った。
多分。
彼の表情はバッテンのマークが描かれたマスクで、
隠れていたがそれはそれは優しい笑顔だった。
「あなたが手入れしているんですか？」
「そうだよ。」
「私１ーＢのアイカって言います。先輩確か入学式の時、生徒会員席に座ってましたよね？」
「そうだよ。俺は２ーFのひとらんらん 。隣の子は？」
「１−ＢのAです。」
「入学式お疲れ。よかったらまた来てね。」
ひとらんらん先輩はこちらに手を振って、手入れをし始めた。
「すごい素敵な笑顔だったね。」
「ねぇA。ひとらんらん先輩めっちゃカッコイイんやけど。」
アイカは早くも新しい恋を見つけたようです。
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ナナ(プロフ) - 今更ですが謝罪させていただきます。清掃の話の最後にゾム先輩とあるんですが、設定では同学年です。皆さんの意見を聞いて、学年の設定をしたいと思います。 (2019年10月4日 18時) (
レス) id: ca3342053a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 有難うございます！初めての作品なので、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします！ (2019年9月29日 7時) (レス) id: ca3342053a (このIDを非表示/違反報告)
ただのお茶 - かなとさんめっちゃ見るんやけど… あ、作品面白いです！評価失礼します…！ (2019年9月28日 20時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 大変失礼しました。指摘していただき誠に有難うございます。 (2019年9月28日 12時) (レス) id: ca3342053a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月27日 21時) (レス) id: 55dd9582b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ | 作成日時：2019年9月27日 21時
