＊ ページ12
智side
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和也「さとにい、
しょうにいが遅いから見に行ってきてくれます？」
翔がAを呼びに行ってから
数十分がたってた。
ゲームをしながら怒りぎみに言うかず。
和也「Aをひとりじめしてたら
俺 しょうにいのハンバーグまで食べるもんね〜」
智「ふふ、かずは相変わらずゲームとAがすきだねぇ〜」
ほんとは少食で２個もハンバーグ食べないんだから(笑)
潤は出来た料理の盛りつけをしてて、
雅紀はお風呂。
かずはゲームで
俺もゲーム。
翔は呼びに行ってから来ない。
智「じゃあ見てくるね〜」
そう言って上にあがると、
翔「うわっ！」
智「おおっ！」
ばったりはちあわせだよこれ(笑)
智「ふふ、びっくりしたあ(笑)
翔、まさかAをひとりじめ、、」
翔「そんなんじゃないってば！
大変、Aが過呼吸！！」
Aが過呼吸？！
智「まじか！」
いそいで翔に連れられて部屋に入ると、
Aの速い呼吸と、大粒の涙。
震えがすごくて
智「A〜、にいだよ、わかる？
ゆっくり吸ってごらん〜すーって」
震えたAの手を包むように握ってあげる。
ゆっくり背中もさすってあげた。
A「…はぁっ、、すぅ、はぁっ、」
智「そうそう上手。
次ははぁ〜ってはけるかな？」
A「はぁっ、はぁぁっ、、ぐすっ」
智「おおっ、上手だねえ。
Aおりこうさんだ。もう一回〜すーって。」
何回か呼吸誘導すると、
最初見た時より落ち着いてきた様子。
A「…はぁっ………はぁっ…」
くたっと俺によっかかってくれた。
翔「良かった、、さとにいありがとう。
A〜少し休もっか。」
智「いえいえ。
A、ねんねできる？ほらここにごろんって。」
床に置かれてたテストらしき紙。
点は半分の数が見えて。
過呼吸になった理由、、
そういうことか。
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作者名：あら宮 | 作成日時：2017年11月18日 20時
