文豪の妹

自傷行為をしたら ページ21

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中島敦


「A!!ゴメン……気付けなくて……こんなんじゃ兄失格だな……」



気付けなかった自分を責める
泣きながら抱き締める
「A、もうこんな事しないで。僕はAと生きたいんだ」





太宰治


「お願いだからもうこんな事しないで……Aが居ないと私は……」



泣きそうな苦しそうな顔、震える声でそう言ってくる
抱き付いて離してくれない





国木田独歩


「何をしている!?………すまなかった、気付いてやれなくて」



悲しそうにそう言ってくる
珍しく抱き締めてくれる





江戸川乱歩


「辞めるんだ、そんな事してもどうにもならない」



涙目で必死に止めてくる
いつもの明るい笑顔は無い





芥川龍之介


「ッ!!やめろ!!!」



全力でとめる
「何があった……」





中原中也


「何してんだ!!………自分を傷付ける位なら俺をやれ」



自分を傷付けて痛みを分かち合おうとしてくれる





九十九さんリクエストありがとうございます!

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