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発熱 last ページ8
さくらいside
直ぐにマネージャーが病院を見つけてくれてにのを病院に連れて行った。
風邪と過労が重なったんだろうとのことで点滴をされて少し落ち着いた様子のにの。
「ごめんね、しょうさん。こんなことに付き合わせて。」
点滴をされて余裕が出てきたのか俺を病院に付き合わせてしまったと謝ってくるにの。
「そんなこと気にしなくていいよ。」
点滴が終わりにのと一緒に病院を出て旅館に戻る。
「…はぁ」
まだ完全に良くなった訳じゃないから少しだるそうなにのに大人しくしてなと言って布団に寝かせる
「しょうさん、俺の事気にしないで温泉入ってきて？」
「あぁ、じゃあちょっと行ってくる。」
俺がそばに居ても気を使うだろうと思いにのの提案に応じる。
寝れそうだったら寝ていいからなと伝えて温泉に向かった
.
温泉を出て部屋に戻ると眠れている様子のにの。
起こさないように静かに過ごす。
俺もそろそろ寝ようかなと思いにのの横に布団を敷いて眠りにつく。
.
翌日、目覚ましの鳴る音で目を覚ますと同じタイミングでにのも起きたみたいで目が合う
「おはよ。」
そういってニコッと笑うにのの顔色が良くて安心した。
.
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作者名：徒夏 | 作成日時：2023年1月9日 22時
