黄色さん病系短編集 2 (ページ38)

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ジャにの家ページ38

かずなりside

朝起きた時から感じていた身体の違和感。
今日は出社しないといけなくてなんとか準備をして家を出た。

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帰宅する頃には違和感が痛みに変わりけほけほと咳をしながら家路を急ぐ。
今日は誰がご飯作ってくれるのかなぁなんて思いながら歩いているとお腹がすいていないことに気付く。

…何も食べてないんだけどなぁ。

帰宅して弟たちがご飯の準備をしてくれている中、今日中の仕事を片付けるためにパソコンを開く。

すかさずゆういちに程々にしろと言われ適当に返事をする。

f「え？なに？珍しい。外でお昼食べたの？」

k「うーん。まあね。」

パソコンに集中していたのかふうまの問いにお腹減ってないと答えてしまい何食べたの？と聞かれ適当にあしらう。

r「炒飯できたよ。先食べよ。」

しつこいふうまを無視しているとりょうすけがフライパンのまま炒飯を持ってきてそれぞれのお皿に配膳していく。

k「…っ、あつっ！…けほっけほっ、けほっ」

不意に炒飯が飛んで来て大きな声を出してしまいそのまま咳き込む。

r「かずくんごめん！」

けほけほと咳き込みながら手で大丈夫とりょうすけを制す。

ほら、水飲め。とゆういちがペットボトルを差し出してくれてそれを受け取る。

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