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保健室登校 ページ26
あいばside
n「おはよ、ございます…」
a「お、にのみやくんおはよ。」
昨日、保健室で過呼吸を起こしてしまったにのみやくん。
あの後少し、熱も出てしまって早退していった。
今日も来れるか微妙かな…と思ってたんだけどしっかり遅刻せず登校してきた。
a「体調、大丈夫そう？」
n「……はい。」
a「…そっか。無理はしなくていいからね。」
明らかに顔色が悪くて無理して来たと思うんだけど…
本人が大丈夫って言ってるし様子見でいいかなと思い仕事にとりかかる。
.
1限目が終わってすぐ、勢いよく保健室のドアが開いた。
o「かず！お前、こっそり登校してきただろ！」
ビクッとにのみやくんの肩が揺れる。
n「…っ、さとし…」
たまに保健室にやってくる生徒で、にのみやくんの幼馴染。
おばさんが心配して俺に電話掛けてきたぞ。体調良くなってないんだろ？と眉を下げる。
n「…だい、じょうぶだから……ごめんね。」
o「もう…帰りは迎えに来るから勝手に帰るなよ。」
n「うん…。」
あいばせんせー、かずのこと監視しといてよと言っておおのくんが保健室を出て行った。
a「にのみやくん、やっぱりまだ体調万全じゃなかった？」
n「……ごめんなさい。」
.
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作者名：徒夏 | 作成日時：2023年1月9日 22時
