今日:2 hit、昨日:134 hit、合計:19,263 hit
小｜中｜大
36 ページ36
・
「けんとくん、自由ですね笑」
『まあ、それがあいつのええ所笑』
置き手紙を見て、微笑んだ道枝くんは少し嬉しそう。
『てかさぁ、Aちゃん？』
｢ん、なんですか？」
道枝くんがわんこフェイスで、私の顔を覗き込んでくると近くに香る、爽やかな匂い。少し慣れてしまった距離感に、大好きな香りは相変わらず落ち着く。
『なんでずっと敬語なん？笑』
｢ぬえ、｣
『はは！！え、どっから声出してんの？笑』
｢いやだって、道枝くんが急に言うから！近いし！」
そう、何てったって距離感バカわんこだから。って、違う！わんこだからってこんな距離じゃ、ちゅーしちゃう！できちゃう！
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 236人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの | 作成日時：2024年3月21日 12時
